スキー・スノボが苦手でも大丈夫!別の楽しみがあるスキー場12選
冬の旅行を一般的な観光旅行にするか、スキー・スノボ旅行にするか考える時、鍵となるのは「滑れない・滑らない」人々の存在です。
旅行グループの全員が「滑れる・滑りたい」タイプなら、悩むまでもなくスキー・スノボ旅行になるでしょう。
しかし、滑らない友人を誘うのも無視するのも気が引けますし、家族旅行ならスキー旅行を提案するのは難しくなります。
そうした状況で頼りになるのは、スキー・スノボ以外の強い魅力があるスキー場です。スキー場選びの歳、この点を重視すれば、旅行に参加した全員が楽しくすごせるでしょう。
今回はそうしたスキー場の中から、特徴的なものを厳選してご紹介します。
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スキー旅行って楽しいけど、人数が増えると滑れない人も出てきちゃうじゃない?そういう人たちを退屈させちゃうのって、ちょっと悪い気がするのよね……。
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そうだね、全員が『楽しかった!』って思える旅行が一番だよね!
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だったら、どうすればいいのかな?がんばって、なんとか滑れるようになってもらう……とか?
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それも一つの手だけど、旅行先でスキー・スノボ以外のことを楽しんでもらうのもいいよね。今日は、それを考えてみない?
- INDEX
- 1. スキー場でのすごし方
- 1-1. 壮麗な山々に癒やされる! 「石打丸山スキー場」
- 1-2. 雲の上のテラスへようこそ! 「竜王スキーパーク」
- 1-3. 天然の芸術作品を見に行こう! 「蔵王温泉スキー場」
- 1-4. 自転車で雪の上を走る快感! 「戸狩温泉スキー場」
- 1-5. 大人も驚くチュービング! 「軽井沢スノーパーク」
- 1-6. 雪国ならではの経験ができる! 「白馬コルチナスキー場」
- 1-7. 映画のような犬ぞり体験! 「水上高原スキーリゾート」
- 1-8. スリル満点の空中散歩! 「アライスノーリゾート」
- 1-9. 外湯巡りで日本の冬を満喫! 「野沢温泉スキー場」
- 1-10. アフタースキーは優雅にショッピング! 「軽井沢プリンスホテルスキー場」
- 1-11. 札幌観光で楽しさ2倍! 「サッポロテイネスキー場」
- 1-12. 大型リゾートで冬の休暇を満喫! 「星野リゾート トマムスキー場」
スキー場でのすごし方
スキー場は、本来はスキーをするために造られた場所です。そして、日本でのスノボの普及にともない、スノボのための場所にもなりました。ですが、それ以外のことがまったくできないわけではありません。
たとえば、雪とのふれあいです。雪の少ない街と比べると、どこまでも白い雪が続くゲレンデはまさに異世界。好奇心いっぱいの幼いお子様にとって、とても魅力的な空間です。
いろいろな遊具が用意された安全なスペース、いわゆる「キッズパーク」に力を入れているスキー場もたくさんあります。これは、まだスキー・スノボデビューが難しい年齢のお子様との旅行では、優先的にチェックしたいポイントです。
雪遊びを卒業した大人にとっても、冬の山は特別な場所です。スキー場によっては、雪山でくつろいでもらい、いつもと違うひとときを感じてもらうことを目的とした施設が用意されていることもあります。「あまり身体を動かしたくないが、ゲレンデに出ずにスキーセンターで時間をつぶすのも退屈」という方には、有力な選択肢となるでしょう。
逆に、「スキー・スノボ以外なら身体を動かしたい」という方には、さまざまな雪上のアクティビティがおすすめです。雪が無ければできない多種多様な体験は、とても新鮮で魅力的です。そして、その中には限られたスキー場でしか体験できないような特殊なものもあります。
また、冬の旅行ですから、温泉にも注目したいところです。場内や周辺に日帰り入浴施設があるスキー場は多いですし、有名温泉地のスキー場なら、拠点がにぎやかな温泉街となります。短時間滑ってから温泉で汗を流し、残りの滞在時間は温泉街を散策する、といったすごし方も悪くありません。
スキー場を出た後のことを考えるなら、ちょっとした周辺観光も視野に入ってきます。
このように、スキー・スノボ以外の選択肢はたくさんあります。「スキー旅行に行くのだから、絶対にスキーかスノボをしなければならない」ということはないのです。あまり滑らないから、あるいはまったく滑らないからという理由で、スキー旅行への参加をためらう必要はありません。
ここからは、こうした条件に当てはまるスキー場を具体的に見ていきましょう。
壮麗な山々に癒やされる! 「石打丸山スキー場」
石打丸山スキー場の「ザ・ヴェランダ石打丸山」は、長年愛され続ける老舗スキー場の中に出現した、あえて「滑らない」ことを特徴としたスペースです。
麓からは新鋭ゴンドラ「サンライズエクスプレス」で一直線。まず目に入るのは、かまくらのような形の透明なドームテントです。内部には暖房もあり、寒さが苦手でゲレンデに出るのがつらい方も、この中からなら落ち着いて雪景色を楽しむことができます。一般的なテントと違い、360度・頭の上まで透明になっているため、ゲレンデにいるような気分ですごせるのが大きなポイントです。
ドームテントの外には普通のイスとテーブルも並べられていて、こちらでは真冬の空気を肌で感じ、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込むことができます。
エリア内には、さらに眺めの良い展望テラスや、暖かなカフェも用意されています。カフェの窓も大きく、外には素晴らしい景色が見えます。風が強すぎたり、気温が低すぎる時はこちらでしばらく様子を見るのも良いでしょう。
エリア内では、そり遊びやチュービング、ハンドル付きのソリ「スノーレーサー」といったアクティビティにも挑戦できますし、雪上用の靴を履いて歩くスノーシューツアーも行われています。
雲の上のテラスへようこそ! 「竜王スキーパーク」
竜王スキーパークは、最上部(※標高1,930m)と最下部(※標高850m)の差が大きく、急傾斜の難コースで知られるスキー場です。「スカイツリーを縦に三つ重ねたほどの高さ」と表現すれば、最上部の位置がイメージしやすいでしょうか。これほど高くなると、雲が頭の上ではなく、足元の方にできることもあります。
この特殊な状況を活かして造られたのが、上部にある「SORA terrace」です。
最上部でこそないものの、この地点も標高1,770mと非常に高く、条件が整えばテラスの下に雲が海のように広がる幻想的な光景を見ることができます。
アクセスもすぐそばのロープウェイが利用できるため、非常に快適です。このロープウェイのゴンドラは世界最大級のビッグサイズで、最大166人の乗客を一度に運ぶことができます。つまり、SORA terraceへの到着前から、すでに特別な体験が始まっているわけです。
この場所には「SORA terrace cafe」もあり、スキー場にいることを忘れてしまうようなオリジナルドリンクやオリジナルメニューを味わうこともできます。
また、最上部からこの地点へ向かう初級コースも1本あります。気が向いたら絶景を見ながらひと滑り、というのも良いでしょう。
天然の芸術作品を見に行こう! 「蔵王温泉スキー場」
山形県と宮城県にまたがる蔵王(ざおう)連峰。そのどちらにもスキー場があり、蔵王温泉スキー場は山形県側のスキー場になります。
冬の蔵王の一番の名物と言えば、やはり樹氷でしょう。こちらのスキー場の上部には、その樹氷が並ぶエリアの脇を滑り下りるコースがあり、樹氷を横目に見ながらの心地よい滑走を楽しむことができます。
そして、最上部へ向かうロープウェイを利用すれば、樹氷見学だけを行うことも可能です。
雪の積もる山は国内にたくさんありますが、樹氷ができるいくつもの条件が奇跡的に組み合わさっている地域はごくわずかです。思わず「人間が手を加えているのでは?」と思ってしまうような不思議な形や美しい形の樹氷が一面に広がる様子には、誰もが感動を覚えることでしょう。
夜にはライトアップが行われ、闇の中に色彩豊かな樹氷が浮かび上がります。こちらも、なんとも幻想的な光景です。この時間帯には、雪上車「ナイトクルーザー号」が運行され、「日常生活の中では乗る機会が無い車両での移動」という特別な体験も同時にできます。
さらに、スキー場の麓の温泉地を散策するという楽しみもあります。樹氷と温泉、どちらも魅力的なスキー場です。
自転車で雪の上を走る快感! 「戸狩温泉スキー場」
戸狩温泉スキー場は温泉地のスキー場で、それもスキー・スノボ以外の楽しみの一つと言えます。ですが、それ以上に注目したいことが二つあります。
ポイントその1は、日本初のアクティビティ「雪ちゃり」です。普通の自転車で分厚い雪の上を走れば、たちまちタイヤが沈んでしまいます。そこで登場するのが、人間の腕のように太いタイヤを持つ「ファットバイク」という乗り物。力強く進むこの雪上自転車で、スキー場内に用意された全長2,000mの特設コースに乗り出します。
このコースの部分にはナイター設備があり、夜に挑戦することも可能。「夜に自転車で走る」という街中でも珍しくない光景が、雪という要素が加わることで、斬新な体験に変わります。
もう一つのポイントは「スノーバカンス村」です。かつて「オリオンゲレンデ」と呼ばれていた場所が、多目的の貸し切りエリアに生まれ変わりました。利用料金は1日3万円・半日1万5千円と、エリア一つ貸し切りとしてはリーズナブル。ある程度の人数で利用すれば安いものです。
想定されている用途は雪合戦や雪上での運動会、そり遊びなどですが、小さなアイデアが思わぬイベントを生み出すこともあります。雪の上だからこそできる遊びを考えてみるのも、なかなかおもしろいかもしれません。
大人も驚くチュービング! 「軽井沢スノーパーク」
チュービングと言えば、キッズパークでよく見かける人気のアクティビティです。ソリよりも方向性が定まらないチューブは先が読めない動きをし、そのおもしろさに子どもたちは歓声を上げます。
そのイメージから、チュービングは「子ども向け」「大人のためのアクティビティではない」と考えてしまいがちですが、軽井沢スノーパークにはそのイメージを塗り替えるようなアクティビティがあります。
その名も「ジェットチュービング」。このチュービング用コースは一般的なものよりも大きく、日本最大級とされています。軽井沢スノーパークは比較的小規模なスキー場ですから、これだけでも力の入れ具合がわかります。
対象年齢の下限は4歳から大人まで、つまり上限設定がありません。実際、大人でもスリルを味わえるものになっています。
長い坂を下り、勢いがついた所に待ち構えるのは大きなカーブ。ここで危うくコースアウトしそうな起動を描くのは、とてもスリリングな体験です。滑走中には、一瞬フワリと浮き上がるような瞬間もあります。
絶叫マシンとはまた違う、喜びの声が思わず漏れてしまうようなアクティビティです。幼い頃の冒険心を思い出しながら、一度挑戦してみてはいかがでしょう。
雪国ならではの経験ができる! 「白馬コルチナスキー場」
長野県の北西、富山県と新潟県に接する辺りの白馬エリアは、その雪質の良さで知られる地域です。いくつものスキー場が北から南へと並び、スキーシーズンには国内・海外を問わず熱心なファンが詰めかけます。
エリア北端に位置する白馬コルチナスキー場の注目ポイントは「コルチナワンダービレッジ」です。これはスキー場側の「キッズパーク」と、独立した「雪あそびパーク」という二つのエリアの総称で、キッズパークは一般的なスキー場と同じようなものになっています。
一方、雪あそびパークでは、内部で食事も楽しめる「かまくら体験」や「雪上アイスづくり」など、ユニークな体験ができます。他にも、雪上車で観光したり、雪の森の中をウォーキングしたり、メイブルシロップを採取してティータイムを楽しんだりと、さまざまな形で雪国の思い出を作れるようになっています。
こうした「DAY」タイムは11時から14時まで。17時から20時までは「NIGHT」タイムに切り替わり、星空観察も可能な穏やかな空間になります。
家族や友人と夜のかまくらの中で一日を振り返り、焚き火で焼かれた大きなマシュマロを味わう。これもまた雪国らしさを感じる、とても素敵なすごし方です。
映画のような犬ぞり体験! 「水上高原スキーリゾート」
水上高原スキーリゾートがある群馬県のみなかみ町には、都内から関越道で簡単に日帰りすることもできます。高低差が少なく、周辺のスキー場よりも全体的な難易度が低いため、冬の家族旅行で利用しやすいスキー場の一つと言えるでしょう。
5歳までという年齢制限のある安全な「キンダーガーデン」と、大人も一緒に楽しめる「スノーパレット」という二つのキッズパークがあることからも、実際に親子で訪れる来場者が多いことがわかります。
アクティビティにも力が入れられています。
ボートに乗り込んで滑走する「スノーラフティング」や、「スキー・ポッカール」「スノードライブ」といった多彩な滑走用アイテム、うつ伏せでボードにつかまって滑り下りる「エアボード」など、試してみたくなるものばかりです。
「雪上車体験」や「スノーモービル」、自転車に乗れるお子様なら挑戦可能な「ちびっこスノーモービル」といった乗り物系も充実しています。
中でも注目は「犬ぞり体験」です。北海道で有名な犬ぞりですが、本州でそれを体験できるのは、現在こちらのスキー場だけです。映画のワンシーンのような瞬間は、写真でも動画でも映えること間違いなしです。
スリル満点の空中散歩! 「アライスノーリゾート」
日本海がほど近い、新潟県妙高市にあるロッテアライリゾート。そのスキー場部分が、アライスノーリゾートです。
(※以前は独自の名称が無く、ロッテアライリゾートスキー場と呼ばれていましたが、2023-2024シーズンよりこの名称が与えられました)
温泉やSPAも備えたリゾート部分でのんびりと冬の一日をすごすのも楽しいのですが、ここではアクティビティに目を向けます。
定番のアクティビティが網羅されている中、目に飛び込んでくるのは「ジップライン」という名前です。ピンと張られたワイヤーに滑車を付けた器具でぶらさがり、勢いよく滑っていく姿はフィールドアスレチックでおなじみのもの。
ですが、スキー場にあるのは珍しく、国内では数えるほどしか見つけることができません。滑走距離は170mで、冬の冷たい空気に飛び込むようにゴールへ向かいます。
それをレベルアップしたものが、全長1,501m・高低差240mを一気に滑走する「ジップツアー」です。対象年齢が4歳以上のジップラインに対し、こちらは10歳以上で、所要時間も約90~150分の本格的なもの。1日2回行われ、事前予約か当日申し込みが必要な「体験ツアー」という扱いになっています。
はるか足元にゲレンデを見ながら滑っていく姿は、まるで人間ロープウェイ。安全には十分配慮されていますが、それがわかっていてもドキドキするような体験です。
外湯巡りで日本の冬を満喫! 「野沢温泉スキー場」
あまり滑らない、または滑れない方を含む旅行グループにとって、温泉地のスキー場は安全な選択肢です。なぜなら、ゲレンデでスキー・スノボに集中するメンバーと、温泉を満喫するメンバーに別れて、お互いのことを気にせず楽しくすごせるからです。もちろん、前半はゲレンデ・後半は温泉と、時間を区切って全員で行動するプランも考えられます。
そのように温泉重視でスキー場を選ぶ際、定番の候補となるのが野沢温泉スキー場です。有名な温泉地である野沢温泉の特徴は、「外湯」と呼ばれる多数の共同浴場。全部で13ヶ所もあり、さまざまな組み合わせで外湯めぐりを楽しむことができます。
日帰りではなく宿泊旅行の場合は宿で入浴することも可能ですが、外湯めぐりには「雪国の温泉街をぶらりと歩く」というおもしろさがあります。スキー・スノボに熱中していると余裕が無くなりますが、軽く滑るか、まったく滑らないなら時間は十分。野沢温泉の誇る外湯をたっぷりと楽しめるはずです。
また、野沢温泉スキー場は40本以上の多彩なコースを持つ大規模なスキー場です。いつかスキー・スノボに興味が出てきた時、簡単なコースから無理なくレベルを上げていくことができるという点も、大きな魅力と言えるでしょう。
アフタースキーは優雅にショッピング! 「軽井沢プリンスホテルスキー場」
北陸新幹線の軽井沢駅から徒歩で約10分、無料のバスなら数分で到着可能な軽井沢プリンスホテルスキー場は、思い立った時にすぐに行ける手軽なスキー場です。
その麓には通常タイプやコテージタイプ、そして高級なタイプのプリンスホテルがあり、のんびりと滞在したい来場者への対応も万全。日帰り・宿泊どちらでも楽しむことができます。
夏の避暑地として有名な軽井沢ですが、落ち着いた冬の姿も味があります。軽井沢は晴天率が高く雪が少ないため、豪雪地帯ほど観光中の雪に悩まされる心配もありません。夏の姿は誰もが知っていても、冬の姿は貴重なもの。冬の旅の、良い土産話になるのではないでしょうか。
なお、スキー場は強力な設備によって人工的な雪でゲレンデを維持しているため、滑走に問題はありません。
また、駅前の「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」も注目ポイントです。これは巨大なショッピングモールで、ショップの数は約200。有名ブランドのアウトレットや雑貨、インテリアやスポーツ用品、アウトドアグッズなど、さまざまな商品を目にすることができます。
おしゃれなカフェや、ボリュームたっぷりのメニューが並ぶレストランといった食事ができる場所も多く、こちらもスキー旅行の思い出に花を添えてくれます。
札幌観光で楽しさ2倍! 「サッポロテイネスキー場」
本州を離れ、北海道まで滑りに行くなら、現地での観光も旅行計画に加えたくなるのではないでしょうか。しかし、北海道はあまりにも広大です。選んだスキー場によっては、往復だけで膨大な時間が必要になることもあります。
北海道の心臓部、札幌を観光する際におすすめしたいのは、サッポロテイネスキー場です。かつて札幌オリンピックの舞台となったこのスキー場がある手稲山は、札幌市街の西側にそびえています。そのため、市街中心部からの所要時間は車で約40分、電車とバスを乗り継ぐ場合は1時間程度と短く、大きな負担になりません。
これほど街に近いものの、サッポロテイネスキー場は初級者でも滑りやすい「オリンピアゾーン」と上級者向けのコースも多い「ハイランドゾーン」という二つのエリアを持ち、連続滑走も最長6,000m可能な本格派スキー場です。
その魅力を簡単に体験した後は、お待ちかねの札幌観光です。さっぽろ雪まつりの会場の一つとしても知られる「大通公園」や、赤レンガ庁舎と呼ばれる「北海道庁旧本庁舎」、新鮮な素材が集まる「札幌二条市場」など、見どころは尽きません。
また、夜に市街南側にある「藻岩(もいわ)山」ヘ向かい、美しさに定評のある札幌の夜景を眺めるのもおすすめです。
大型リゾートで冬の休暇を満喫! 「星野リゾート トマムスキー場」
北海道へのスキー旅行では、「あえて他の場所に移動しない」「すべてを一ヶ所で完結させる」という考え方もできます。この星野リゾート トマムスキー場も、内部に魅力的なスポットを多数持っています。
最大の名所とされるのは、標高1,088m地点に用意された「霧氷テラス」です。ここは空気中の水分が樹木などに付着することで生まれる絶景を、心ゆくまで鑑賞できるスポットです。併設のカフェには霧氷を思わせる飴細工が添えられたコーヒーや、白く染まった木々をイメージしたチョコレートなど、素敵なメニューもあります。
また、マイナス30度という極寒を利用し、「氷のバー」や「氷の教会」、寝袋で実際に泊まれるドーム「氷のホテル」といったさまざまなものが並ぶ氷の街「アイスヴィレッジ」も、おとぎ話の中のような楽しい空間です。
身体が冷えたと感じたら、屋内の「ミナミナビーチ」で南国気分に。ここには日本最大級の造波プールがあります。
アクティビティも雪上のバナナボートやスノーモービルなど、各種そろっています。さらに、ワイルドな雪上バギーツアーに参加したり、雪の上を馬で散歩したりといった体験もできます。どこまでも続く雪原を馬に乗って進んでいると、開拓時代の人々の不安と期待が感じられるかもしれません。
※本記事内の情報は、すべて2024年1月時点のものです。
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こんな風にスキー・スノボ以外の楽しみもある所なら、滑れない人や滑りたくない人も退屈せずにすむんじゃないかな?
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へえ~。いつも『1回でも多く滑らなきゃ!』って思ってたけど、意外といろんな楽しみ方があるんだね!
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そうね。私も、たまには珍しいアクティビティに挑戦してみようかしら?
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うん、それはすごくいい経験になると思うよ。いろいろな方法で、次のスキー旅行もみんなで楽しんできてね!
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