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初心者の強い味方!スキー・スノボスクールの疑問にお答えします!

スキースノボイメージ

スキー・スノボ旅行のメンバーが全員未経験者だったとしても、心配することはありません。なぜなら、スキー場にはスキーやスノボを基礎から教えてくれるスクールがあるからです。

ですが、経験者と一緒に滑りに行くなら、「スクールを利用する必要は無いのでは?」と思ってしまうかもしれません。現代では手軽に「スキー入門」「スノボ教室」のような動画を見ることもできるため、「独学で滑れるだろう」と考えることもあるでしょう。

それはどちらも正解です。しかし、スキー・スノボスクールのメリットも確実にあります。

今回は、そうしたメリット・デメリットや、その他のスキー・スノボスクールについてのよくある疑問にQ&A形式でお答えします。

 

  • しえ

    スキー場には、普通スキースクールとかスノボスクールがあるじゃない?あれってやっぱり、スクールに入らないと滑れないってことなの?

  • ベル

    いや、そんなことはないよ。スキースクールやスノボスクールを使わずに滑れる人もいるからね。

  • まる

    それなら、スキーのうまい人と一緒に行って、滑り方を教えてもらうだけでいいのかな?

  • ベル

    うーん、そうとも言い切れないんだ。スクールのメリットもたくさんあるからね。スクールのことを軽く説明していくから、自分に向いているか、ちょっと考えてみてね!

 

 

スキー・スノボスクールの基礎知識

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Q. スキー・スノボスクールの対象者は?

A. 多くのスクールが、未経験者から上級者までを対象としたレッスンを用意しています。そこまで幅が広くなく、未経験者~初心者を主な対象としたスクールもあります。

キッズスクールも存在し、小さなお子様でもスキーやスノボを学ぶことができます。

基礎を教える初心者向けのレッスンに対し、中級者以上を対象としたレッスンはコブの攻略法など、より高度なないようになります。

自己流でのスキルアップに限界を感じた時は、こうしたハイレベルなレッスンを受けるのも良いでしょう。

Q. 初心者向けレッスンでは何を教えてもらえる?

A. 一般的な初心者向けレッスンで教えてもらえるのは、「スキー板やボードの装着方法」「雪の上での歩き方」「リフトへの乗り方」「ゲレンデのルール・マナー」と、「基本の滑り方(※滑走・停止)」「ターンの方法」などです。

どこまで進むかはレッスン時間と進行速度によって変わります。

Q. 初心者向けレッスンで特に集中して学びたいポイントは?

A. 未経験者にとって、「スキー板やボードの装着方法」は非常に重要です。

たとえばブーツを適当に履いてしまうと、内部に思わぬ隙間ができ、滑走に大きな影響を与えることもあります。適切な締め付け方のコツや感覚をその場で質問・確認できるのは、スクールならではのメリットと言えるでしょう。

ブーツ以外の準備も、基本的な注意事項を守って丁寧に行うことで、滑走時のリスクを大きく減らすことができます。

「滑走・停止の方法」や他の情報も大切ですが、スキー・スノボ用具を正しく扱えることが、すべての基本になります。

Q. レッスンにかかる時間は?

A. 「2時間コース」と「4時間コース」、あるいは「半日コース」と「1日コース(※例:午前2時間+昼休みを挟んで午後2時間)」といった分け方が一般的です。スクールによっては、さらに短時間のコースが用意されていることもあります。

スポーツに自信のある方は、短めのコースで基礎を学び、残りの時間はそれを実地で応用していくということもできるでしょう。

逆にスキー・スノボデビューに不安がある場合は、その先の段階まで教えてもらえる長時間のコースがおすすめです。

Q. 個人レッスンも存在する?

A. はい。集団で受けるグループレッスンの他に、プライベートレッスンが用意されているスクールは多いです。

これは必ずしも1対1というわけではなく、多くの場合は1対1組も認められます。つまり、家族や恋人、少数の友人と一緒に受講することもできます。

Q. プライベートレッスンは上級者向け?

A. いいえ。対象を中~上級者に限定し、高度なレッスンを行っているスクールもありますが、受講者のレベルに応じたレッスンを行ってくれるスクールもあります。

個人で、あるいは家族や友人、恋人とゲレンデデビューをする際、グループレッスンを避けたい場合は、こうした初心者に対応可能なプライベートレッスンがあるスクールを選ぶのも良いでしょう。

Q. プライベートレッスンのメリットは?

A. プライベートレッスンでは、グループレッスンのような待ち時間が生まれません。レッスンに参加する人数が多いほど、インストラクターが他の受講者の相手をするのを待つ時間が長くなりますから、これは重要です。

そして他の受講者がいないため、レッスンの時間を100%自分だけ、あるいは自分たちだけに使ってもらえます。さらに、できないことやわからないことがあった時、そこに長い時間をかけてもらっても、他の受講者の迷惑になることがありません。

レッスンの開始・終了時間が決まっているグループレッスンと違い、それを自由に指定できるという点も、意外に大きなメリットと言えるでしょう。

Q. プライベートレッスンのデメリットは?

A. プライベートレッスンは、一般的なグループレッスンより料金が高くなります。1対1組で参加人数が多ければ、1人あたりの料金は安くなりますが、プライベートレッスンのメリットは薄れてしまいます。

また、一人のインストラクターと長時間接することになるため、相性の問題が出てくることもあります。普通の学校の教師と同じように、教える側の熱意や信条と、教わる側の気持ちがうまく噛み合わなければ、レッスンの成果は出にくくなります。

「いつでも質問できる・見てもらえる」という環境も、時には「情報量が多すぎて疲れる」「常に気が抜けない」といった否定的な声を生むこともあります。プライベートレッスンは、上手に利用すれば効果が大きい反面、クセの強いものと言えるでしょう。

Q. スクールの料金は?

A. 料金は対象レベルや内容、グループレッスンの人数などスクールごとの条件で変わってきます。

ざっくりとした目安ですが、インストラクターを独占することになるプライベートレッスンは1~2万円以上かかることが珍しくなく、指導者に高い能力が求められる高度な技術のレッスンの場合は、さらに高額になります

一方、一般的な初級者向けのグループレッスンは、4時間で5,000~7,000円という所が多く、2時間の場合はその半額程度になります。

たとえば、4時間7,000円・2時間4,000円や、4時間6,000円・2時間3,000円という形で、2時間コースは4時間コースの6割前後に設定されていることが多いです。

これは一例であり、2時間コースが5,000~6,000円を超えるようなスクールもあります。必ず、事前に各スクールの公式サイトなどで料金をご確認ください。

Q. レッスンは予約必須?

A. 予約必須のものと、予約不要のものがあります。

受講者の多い初心者向けのレッスンについては「毎日予約不要」「祝日や土日は予約不要」としているスクールも少なくありません。

一方、中~上級者向けレッスンやプライベートレッスンは、基本的に予約必須です。

Q. 悪天候などでレッスンが中止になることはある?

A. はい。当日の状況によっては、参加者の安全を考慮してレッスンが中止されることがあります。

レッスン開始前に中止が決まった場合は費用がかからず(※事前支払いなら返金)、レッスンを始めてから中止することになった場合は進行状況に応じた金額になる(※事前支払いなら一部返金)、というのが一般的な対応です。

詳細は各スキー場・スクールの公式情報をご確認ください。

Q. レッスン中にケガをしたり事故が起きたら?

A. 多くのスキースクールでは、レッスン料金に保険料が含まれています。

そのため、自分自身の行動によるケガや、誰かに衝突したり、逆に衝突されたりといった事故に対して、ある程度の対応はできます。

しかし、これはあくまでも最低限のものですから、個人的な障害・損害保険への加入が推奨されています。

 

初心者はスクールを利用すべき?

スノボツアー斑尾高原スキー場 初心者講習

Q. 初心者がスクールを利用するメリットは?

A. ポイントは「安全性」「上達速度・将来性」「(グループレッスンの場合は)グループで学べる」といったことです。

これまで多くの受講者がケガをせずに学べているわけですから、安全性については言うまでもありません。基礎を正確に学べるため、上達速度や将来性も期待できます。そして、同じレベルの集団で教わる、ということもプラスになるでしょう。

Q. スクールを利用する方が安全に学べる?

A. はい。家族や友人にスキーやスノボを教わる場合、「おそらくできるはず」「たぶん大丈夫だろう」という思い込みから、実力以上のことを要求されることもあります。その期待がプラスに働く可能性もゼロではありませんが、ケガをするリスクが高まるのは事実です。

一方、スクールでは安全を重視し、無理はさせません。雪の上を滑る以上、絶対にケガをしないとは言い切れませんが、そうした万が一の事態が起きる可能性は低くなります。

実技の面でも、たとえば「ターンの安全な補助の仕方」など、重要なことを学んでいるインスタトラクターと、ごく普通の中~上級者では大きな差があります。

Q. 初心者がスクールを利用すると上達が早くなる?

A. はい。例外はありますが、全体的に見ればスクールで学ぶ方が上達が早くなる可能性が高いです。

初心者向けのレッスンは、1ステップずつ丁寧に行われます。ここだけを見ると、「この辺りは大丈夫そうだから」と適度にステップを省略する方が上達が早くなるように思えます。

しかし、家族や友人のそうした判断が誤っている場合もありますし、後になって「あれを習っておけば……」と思う場面が出てくるかもしれません。そして、積み上げられた基礎は、発展・応用といったその後の成長につながります。スキーやスノボを長く続けるつもりなら、この点は重要でしょう。

Q. 初心者向けグループレッスンの強みとは?

A. 完全な独学や、家族・友人に1対1で教わる場合、うまくできない時のストレスは大きくなります。一方、スクールでは他の受講者も同じように未経験者や初心者ですから、「自分だけができない」と精神的に追い込まれることが少なくなります。

また、「同じレベルの人々の失敗や成功をたくさん見ることができる」というメリットもあります。

自分の失敗を冷静に見つめるのは難しいもので、たとえば「どう動いたから転んだのだろう?」ということも、なかなか把握できません。

ですが、他人の失敗なら原因も結果も一目でわかり、的確な分析ができます。そして他人の成功を見た場合も、同じことが言えるわけです。

Q. 初心者向けグループレッスンのデメリットは?

A. グループレッスンの場合、他の受講者の実力が問題になる場合があります。

全員が同じように成長するなら良いのですが、現実はそうではありません。誰かがつまづけば、そこでレッスンが足踏みしてしまうため、スポーツが得意な方ほど「レッスンの進みが遅い」と感じる可能性が高くなります。

また、「ゲレンデでの行動がレッスンの開始・終了時間に縛られる」というデメリットもあります。たとえば、午前+午後のレッスンを受けると、昼食の時間をずらすことはできません。食事をする場所が一番混雑している時間に食べることになります。

Q. 初心者向けグループレッスンのデメリットを減らすには?

A. たとえば、2時間コースや90分コースで基礎をしっかりと学び、その先は家族や友人に教わる、というのも一つの手でしょう

また、思いきって、グループレッスンではなくプライベートレッスンを利用するという方法もあります。

たとえば25,000円のプライベートレッスンでも、4人の旅行グループで受講すれば1人分は6,000円弱になります(※プライベートレッスンの受講人数が増えると、料金が割増になるスクールもあります)。

ただし、受講人数が増えるほど、レッスンの進行は遅れやすくなります。進行速度と1人分の料金を比較し(※全額負担・最速→1/2負担・やや遅い→1/3負担・さらに遅い……)、どちらを優先するかという判断が必要です。

Q. ターンまでレッスンが進まなくても滑れる?

A. はい。緩やかな初心者向けゲレンデなら、正しい止まり方と転び方を教わっていれば、直進のみで楽しむこともできます。2時間や90分のレッスンでは、ターンを学ぶ前に終わってしまうこともありますが、この場合でも最低限の滑走はできるわけです。

しかし、直進と停止しかできないと、周囲に人が増えるほど危険が増えます。また、ターンで速度を落として止まることもできないため、より傾斜の厳しいコースに行くこともできません。

よって、レッスンでターンを身につけられなかった場合は、自分で努力するか、家族や友人の助けを借りる必要があります。

Q. スクールをお得に利用する裏技はある?

A. 裏技というほどではありませんが、グループレッスンならスキー場が混雑していない時期・曜日を狙うと良いでしょう。

受講者が少なく、時には1対1になることもあるからです。そうなれば実質プライベートレッスンですから、非常にお得です。

もともと受講者が少ない中~上級者向けレッスンは、そうした状況になる可能性が高いのですが、こちらは開催する曜日が限られている場合もあり、狙うのはやや難しいかもしれません。

 

 

スクールとスキー・スノボ団体について

スノボツアー斑尾高原スキー場 初心者講習

Q. 複数のスクールを持つスキー場があるのはなぜ?

A. 理由はいくつかあります。

たとえば、「対象者やサービスの違い」です。初心者向けと中~上級者向けで分かれていたり、グループレッスンのみ・プライベートレッスンのみといった違いがあったりします。

また、「スキー場の構造が原因で、一つのスクールではカバーしきれない」というケースもありますし、「SIAやSAJといった団体の公認スクールか、スキー場独自のスクール」かといった違いもあります。

Q. SIAやSAJの公認スクールとは?

A. SIAは「日本プロスキー教師協会」、SAJは「全日本スキー連盟」で、たとえば「SIA公認スクール」と書かれていれば、そのスクールはSIAの求める指導基準を満たしたものということになります。

どちらの団体も「スキー」という名称ですが、スノボの指導員資格の認定も行っており、公認スクールもスキーとスノボの両方を扱っているものが多いです。

なお、スノボスクールには、「日本スノーボード協会」であるJSBA公認のものもあります。

Q. 大きな団体の認定を受けていないスクールの評価は?

A. 「○○公認」と書かれていないスクールも、現地の状況に応じた指導を行っています。特に、歴史の長いスクールはその経験が大きな強みとなります。少なくとも初心者向けのレッスンでは、大きな違いが出ることはまず無いでしょう。

Q. スクールのインストラクターは資格を持っている?

A. はい。多くの場合、SIAやSAJ、JSBAといった団体の指導員資格を持っています。

公認スクールはもちろん「○○公認」でないスクールでも、安全に指導を行うため、インスタラクター採用の際に資格を確かめるのが一般的です。

 

スクールを利用しない方法は?

疑問 イメージ

Q. 家族や友人に教えてもらうのではダメ?

A. 状況によります。指導を担当する方の経験が多く、教え方も上手なら、スクールと同じような成果が出せたり、場合によってはより早く上達できるかもしれません。

ですが、「何かをする」能力と「何かを教える」能力は同じではありません。特にベテランの感覚的なアドバイスは、未経験者にはとても理解しにくいでしょう。

直接的な指導能力以外にも、「そろそろ休憩させるべきか?」といった判断力や、「誰もがつまづくポイントと、それを教えるコツ」といった経験の深さも要求されます。そのため、一定の成果を期待できるスクールと比べると、友人や家族に教わるのは結果を予測しにくい方法と言えるでしょう。

Q. 家族や友人に教わる場合の失敗例は?

A. まず、「指導力が十分でなかった」場合。教える側に十分な知識や経験が無ければ、誤った情報を与えてしまうことがあります。また、教え方が悪ければ、「Aと言ったつもりなのに、Bと誤解されていた」ということも起こるでしょう。

そして、親しい仲であるため「必要以上の遠慮」や「馴れ合い・甘え」によって指導がうまくいかない場合もあります。

指導する側は、適切な距離感を保って、時には厳しく教えなければいけません。一方、教わる側も真剣に学び、わからないことや不安なことがあったり、不十分だと思う部分があればきちんと伝える必要があります。

これが難しいと感じる場合、家族や友人に教わる方法はあまりおすすめできません。

Q. 家族や友人に教わるメリットは?

A. 大きなメリットは「あなたをよく知っている」ということです。

やる気を出させる方法や集中力・根気、疲れやすさといった(スクールでは完璧な把握・対処が難しい)情報をきちんと考え、対応してもらえる可能性があります。

指導人数も1対1や、せいぜい数人ということが多いでしょう。この人数なら、プライベートレッスンのように、より緻密に教わることができます。また、レッスンの開始・終了時間や料金を気にしなくてもすむ、ということもメリットと言えるでしょう。

Q. 独学は有効?

A. 現代ではネット上にスキーやスノボの初心者向けの記事や動画があふれています。入門書のような本で学ぶことしかできなかった時代に比べると、動画は非常にわかりやすく、情報量も多いです。

そうしたもので知識を得て、スキー場へ一人旅をするということも不可能ではありません。

ただし、その中には間違った情報や古い情報もあります。記事や動画の制作者に悪意が無くても、「善意で紹介したコツ」が誤っていたり、安全性に問題があったりということはありえます。独学の場合は、この点に注意しましょう。

 

 

キッズスクールについて

キッズスキーレッスン イメージ

Q. スキー・スノボのキッズスクールは利用すべき?

A. 大人はスクールを利用すべきか迷う余地がありますが、お子様の場合はキッズスクールを選ぶ方が無難でしょう。

他のスポーツからの影響が少ない、つまり身体の使い方のクセが少ない幼い頃に、綺麗な姿勢や滑り方をプロに教えてもらえるのは、とても良いことです。お子様にとっても、同年代・同レベルの仲間と共に学ぶのは励みになります。

また、スクールには、その年齢の子どもたちの体力や成長度を考慮した講習プログラムがあり、安全の面でも信頼できます。

Q. キッズスクールを利用するとしたら何歳からがおすすめ?

A. スキースクールは3~4歳から、スノボスクールは5~6歳からという意見が一般的です

スノボの推奨年齢がやや高くなっているのは、ボードに両足が固定されるためです。両足がバラバラに動かせるスキーに比べると、スノボはバランスを取りにくく、不安を感じることも多いため、すこし成長を待ってから始める方が良いとされています。

 (※大人でもスノボ→スキーの順に学んで「スノボの方が簡単」と感じる方もいるため、これは絶対的なルールではありません。好みやセンスにより、「いきなりスノボ」が正解、ということもありえます)

Q. 推奨年齢前ならスキー場へ連れて行く意味は無い?

A. いいえ。一般的な推奨年齢やスキー・スノボスクールの受け入れ可能年齢になる前でも、お子様がスキー場を訪れる意味はあります。

水泳と同じように、早い時期から雪遊びで雪の冷たさ・不思議さ・おもしろさに慣れてもらうことができるからです。お子様が遊べる屋内施設があるスキー場なら、当日の寒さが厳しくても安心です。

Q. できるだけ早い時期からスキー・スノボを学ばせるべき?

A. 経験を積ませてカンやセンスを養うなら、早い方が良いわけですが、推奨年齢はあくまでも目安です。大人の歳の差と違い、3~6歳の成長の個人差はとても大きく、3歳で十分に身体ができていることもあれば、その逆もあります。

心の面でも、無理に押し付ければスキーやスノボを嫌いになってしまうかもしれません。

お子様が興味を持ち始めてからスキー・スノボを学ばせても、決して遅すぎるということはありません。

Q. レッスン中の見学や応援は?

A. キッズスクールにより考え方はさまざまです。「お子様の自立心を育てるため、見学はご遠慮いただきます」などと明確に禁止されていることもありますし、数は少ないのですが、親子一緒のレッスンが用意されているスクールもあります。

一般的なタイプのレッスンでは、保護者の姿が見えることでお子様の集中力に影響が出てしまったり、思わずかけてしまった声援が指導を妨害してしまうこともあるかもしれません。

ですから、基本的には「スクールを信じてまかせる」つもりでいた方が良いでしょう。そのためにも、安心してお子様をまかせられるキッズスクール探しは非常に重要です。

Q. キッズスクールのタイプは?

A. ざっくりと分けるなら、「のびのび型」と「効率型」です。

幼いお子様や、気軽に滑ってほしい場合は、お子様の気持ちややる気を重視するタイプのスクールの方が良いでしょう。学ぶ速度はゆっくりになりがちですが、楽しくレッスンを終えることができます。

一方、短期間での上達を期待するなら、テキパキと進行するタイプが有効です。こちらは好奇心や向上心にあふれたお子様とうまく噛み合います。こうした情報は探しづらいのですが、実際に体験した知り合いの意見や、SNSなどで見かける利用者の声が判断の参考になるでしょう。

Q. より良いキッズスクールの選び方は?

A. キッズスクール選びとは、実質的にはスキー場選びです。

ここで考えたいポイントは、そのスキー場の来場者のタイプです。「ファミリー向け」と宣伝されていて、実際に毎年多くのお子様が雪を楽しむスキー場なら、キッズスクールも経験豊富と考えられます。キッズスクールの利用者からの声も多く、それに応える努力もしているはずです。

この点に注目してスキー場を絞り込み、それから各スキー場の公式情報や口コミなどを参考に、さらに検討していくと良いでしょう。

 

 

  • まる

    へえ、なるほど~。基礎をしっかり教えてもらえるのはいいね!

  • ベル

    うん、自己流の変なクセのせいで、いろいろと伸び悩んじゃうこともあるからね。すごく大事だよ、基礎って。

  • しえ

    動画で学べる人もいるんでしょうけど、私みたいなタイプは、現地でブーツを履きながら教えてもらう方が良さそうね。だから、今回はスクールを利用してみるわ。

  • ベル

    そうだね。便利に使えるものは、どんどん使うのが一番さ。楽しく学んで、気持ちよく滑っちゃおう!

 

スクール付きスキー・スノボツアー
 
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