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スノーボードウエアをかっこよく着こなすための6つのヒント

スノーボードウエアをかっこよく着こなすための6つのヒント

雪山で恥をかきたくない、逆に目立ちたいと思うあなた。スノーボードウエアをカッコよく着こなすなら、スノーボードの歴史を知り、「先人たちが追求した遊びのマインド」に共感することが重要です。ウエアや小物にこだわってみたり、憧れのプロライダーの着こなしを真似てみたりというのもスノーボードの大きな楽しみ。今回はスノーボードウエアをかっこよく着こなすための準備と心構えについてご紹介します。

スノーボードには米・西海岸の独特の世界観が根底にある!

スノーボードは、もともとスノーサーフィンといわれ、1960年代にカリフォルニアで生まれました。その発想はとてもシンプル。「海で楽しむサーフィンを雪山でやってしまおう」というものでした。カリフォルニアはサーフィンがカルチャーとして根付いていた土地柄であったために、発祥当時のスノーボードもサーフィンのエッセンスがそのまま取り入れられ、まさに「雪を波に見立てて行う遊び」だったのです。

スノーボードにはいわゆる「アスレチック的なイメージ」はなく、どちらかというとファッショナブルで遊ぶスタイルそのものを追求するといったニュアンスが強いといえます。そのため、サーフィンやスケートボード、音楽などの西海岸カルチャーを積極的に取り込むことで発展してきました。スノーボーダーの着こなしというと真っ先に思い浮かぶのはパンツの「腰履き」ですが、これもストリートカルチャーの影響ですよね。

一歩間違えると、一気にNGなスタイルに。サイズ選びの極意

スノーボードウエアというと、わざとオーバーサイズを選んでブカブカで着こなすものだと思っている人はいませんか? たしかにパンツの裾を引きずるくらいまで垂らしたり、袖を思いきり余らせたりというスタイルが標準となっていた時代もありました。

でも、現在ではスノーボードウエアの着こなしも多様化しており、スリムなシルエットのものや、カジュアルウエアのようなストレートなフィットのものが増えてきています。もちろん、ルーズフィットがいちばんポピュラーなのは間違いありませんが、オリンピックのハーフパイプで金メダリストとなったカリスマライダーのショーンホワイトは、ほかの選手が軒並みルーズフィットの着こなしをしていたにも関わらず、スリムなパンツでコーディネートし、ひときわお洒落なスタイルをアピールしていました。

ゴールドウインのESTIVOでも、シルエットによってメンズ5種類、レディス6種類のスタイルを展開しており、ルーズ系からスリム系まで、好みによってチョイスできるようになっています。

ところで、実際のサイズ選びで注意したいのが「体型」です。ちょっぴり太めだったりマッチョな体型には、タイトなフィットはかなりリスキーといえますし、反対にスリム体型であれば、細身シルエットのウエアを選ぶことで体のラインが美しくなりますよね。

また、多くの人が勘違いしているのですが、「オーバーサイズを選んでルーズなフィットを表現するのは間違い」ということです。ウエアブランドは、設計段階でそのウエアがどんなシルエットの着こなしになるのかを計算しています。ですから、あくまでもブランド推奨サイズを基準とするのがベターです。ルーズな雰囲気に着こなしたいからといってワンサイズ上を選んだりすると、ただのだらしない格好になりかねません。お洒落なルーズ感とだらしなさは決定的に違うことをキモに銘じておきましょう。

悩ましいパンツの裾問題。足元は余らせるべき?それとも……

スノーボードウエアの着こなしで気にしたいのはパンツの裾。ルーズ系かスリム系かを問わず、パンツの裾はブーツが完全に隠れるくらいの長さになるのが一般的。さらにルーズ系の着こなしでは、裾を引きずるくらいまで余らせるのもお洒落です。

《ルーズ系なら》
滑っているときはよくても、レストハウスなどで裾を床に引きずってしまうのは、あまりスタイリッシュとはいえませんし、ウエアの寿命にも影響してしまいますよね。

ゴールドウインのESTIVOでは、「リフトヘムシステム」といって、裾をひもで持ち上げ長さを調整することで、引きずりを防ぐ」機能が採用されています。

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2019-2020ゴールドウィン

《スリム系なら》
スリム系の着こなしでも、パンツの裾が短いのは基本的にNG。試着の際は、裸足の状態で裾を引きずるくらいを目安にしましょう。スノーボードブーツはソール(底)が厚いので、裸足で丁度よい長さにすると、短すぎになってしまいます。

スノーボードは、滑っているときに下半身の関節を大きく曲げることがよくあるため、膝を直角に曲げてもパンツの裾はずり上がらないくらいの長さを基準にするとよいでしょう。

ストリートテイストを取り入れて、スタイリッシュなライダーになろう

ストリートテイストは、スノーボードウエアを着こなす際に欠かせないキーワードです。スポーツウエアだからといって、お決まりのスタイルに収まる必要はありませんよね。もともと、自由な遊びを追求して生まれたのがスノーボードなのですから。たとえば、カジュアルシャツや、スウェットパーカーなど、ストリートカジュアルで活躍するアイテムも、スノーボードウエアには取り入れられています。

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    ESTIVOでは、REVOstyleというラインを提案していますが、これはストリートカジュアルのテイストをそのままスノーボードウエアに持ち込んだラインナップです。デザインは従来のスポーツ用ウエアとは異なり、カジュアルウエアとして街中で着ても違和感のないものになっています。もちろん機能的にも、独自のボンディングニットを採用し、耐水性20,000mm以上、透湿性20,000g/㎡・24h以上という性能を確保していますので、ファッション性と機能性が究極に融合したアイテムといってよいでしょう。実際、多くのユーザーの方々が、雪上だけでなく、スキー場へのアクセス時にも着てくださっています。

(株式会社ゴールドウイン スノーボードブランドご担当者様)

スノーボードウエアをかっこよく着こなすための6つのヒント

2019-2020ゴールドウィン

スノボファッションに欠かせないレイヤードって何だろう?

レイヤード(レイヤリング)とは、簡単にいえば「重ね着」のことですが、スノーボードウエアなどアウトドア系ウエアでは、「単に重ねるのではなく、それぞれの機能を効果的に発揮させるための重ね着」となります。

下着の上に直接スノーボード用のジャケットを着るという人はいないでしょう。通常は、アンダーウエア~フリースやダウンその他素材のミドラー~ジャケットという着方をするのではないでしょうか。

ここでは、
◎アンダーウエア=ファーストレイヤー(ベースレイヤー)
◎ミドラー=セカンドレイヤー
◎ジャケット=アウターレイヤー
となり、この3層の重ね着がレイヤリングの基本となります。

それぞれの役割は次のようなことです。

《ファーストレイヤー》
汗を素早く吸収し外へ逃す。化学繊維やメリノウールなどが使われる。一般的なコットンの下着だと汗が乾かないので不快なだけでなく危険。

《セカンドレイヤー》
保温性を保ちながら、水分をアウター側に逃す。インナーダウン、フリースなどが代表的。アウターの下に着るため、かさ張らず軽量で体の動きを妨げないことが大切。

《アウターレイヤー》
雪や雨、風を通さずに保温性を保つ。またウエア内部にこもった水蒸気を外部に逃す。

現在のスノーボードウエアは、アイテム単体でも高い性能を持っていますが、レイヤリングによって、それぞれの機能を高めることができます。また、ミドルレイヤーとアウターレイヤーの組み合わせで、ファッション性をアピールすることもできます。

派手?それともシック? カラー選びに迷ったら

スノーボードウエアのカラーに決まりはありません。でもなんとなく、シックなカラーだと上級者、パステル系など明るいカラーだとビギナー、といったイメージがあるのではないでしょうか。一般的に人気のカラーは、男女別だと次のような傾向がみられます。

《メンズ》
ブラック、ブルー、グリーン、チャコール、グレー、ブラウン、レッドなど

《レディス》
ホワイト、ブラック、ブラウン、ピンク、パープル、イエローなど

メンズでは、ダーク系が主流ですが、レッドなどの強いカラーも人気です。レディスでもブラウンやブラックなどは人気があり、ピンクやイエローといった明るめのカラーも支持されています。
ところで、同じ名前のカラーであっても、ブランドによっては微妙にトーンが異なります。基本的には上下同じブランドで揃えるのが間違いないでしょう。

また、明るいカラーは膨張色といわれ、実際よりも大きく見えますし、反対に暗めのカラーは実際よりもタイトに見えるといわれています。これを利用して、ジャケットとパンツのカラーコーディネートをすれば、スタイルをよく見せることも可能ですよ!

一般的にスノーボードウエアは、シンプルなデザインが多いのですが、レディスではチェックやプリントパターンをあしらったものもあり、これらを組み合わせることで個性ある着こなしができるはずです。

取材協力:ゴールドウィン


 

スノーボードウエアをかっこよく着こなすための6つのヒント

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