この冬にしたいウィンタースポーツ10選
もうすぐウィンターシーズンですね! スキーやスノボ好きの方なら、今からワクワクドキドキ!早く滑りに行きたいなーと待ち遠しいのではないでしょうか?
でも「寒いのが苦手で、毎年ついつい引きこもってしまう・・・」という方にとっては、これからの季節はあまり楽しみではないですよね・・・。でもそんな方こそ!冬期シーズンをメインに楽しめるウィンタースポーツがおすすめです。外が寒い中、家から出るときはちょっと気合いが必要ですが、運動すると体もぽっかぽかに温まって、意外とこのシーズンならではのウィンタースポーツも楽しめるものですよ。
そこで今回は、この冬にしたいウィンタースポーツ10選をご紹介! 体をたくさん動かして楽しめば、これからのシーズンもきっと楽しく過ごせるはず。ひとつずつ詳しくご紹介しますので、これなら楽しめるかも?と思えるものを見つけて、ぜひ一度挑戦してみてください。
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うんうん。寒くってついつい引きこもりがちって気持ち、よく分かるよ~。
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私もスノボに出かけるときは、ちょっとメンドクサイなぁって思うことある。スキー場に着いちゃえば、すごく楽しいんだけどね~。
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そうそう!家からスキー場まで行くまでが寒くって、憂鬱だったりするんだよねぇ。
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ちなみに、私はスキーやスノボしかしたことないけど、他にウィンタースポーツって何があるんだろう?気になる~。
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私もスキースノボ以外のウィンタースポーツは、経験したことないなー。スキー場に行くと、いろんなアクティビティが用意されてるのは知ってるんだけどね~。
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はいはーい。スキーやスノボはもちろん、他にもウィンタースポーツってたくさんあるんですよ~。これから詳しく説明していくので、ぜひ今年の冬シーズンにはトライしてみてくださいね!
スキー・スノボ
ウィンタースポーツの王道といえば、やっぱりスキーやスノボ(スノーボード)ですよね!
「スキー」は日本人にとって最も馴染み深いウィンタースポーツなので、一度は経験したことがある方も多いのではないでしょうか? スキーの中には、アルペンやフリースタイル・ジャンプなどいろいろな種類の競技がありますよ。
またバックカントリースキーは直訳すると「裏山スキー」で、もとは山スキー・山岳スキーなどと呼ばれていました。スキー場のゲレンデではない場所・自然の雪山を自分で登って滑走できるので、冬の自然を存分に体感できますよ~。装備やスタイルなど普通のスキーとは異なる点が多々あり、自己責任によるしっかりとした行動や、問題が起きた際の適切な対応が必要となりますが、大自然を満喫したい方にはおすすめです。
「スノーボード(通称スノボ)」は、スキーに並んで人気のウィンタースポーツですが、スキーと比べると経験したことがある方はぐっと減るのではないでしょうか。スキーと比べると難易度が高いと思われがちですが、スキーが二枚板+二本のストックなのに対して、スノーボードは一枚の板に体を軸にして乗るスポーツなので、シンプルで分かりやすく上達も早いといった利点があります。また若い人には、スキーよりもスノーボードの方がカッコいい!と人気の傾向がありますね。
スキーもスノボも、メジャーなウィンタースポーツなので、スクールを併設しているスキー場も数多くあります。もしも本格的にスキーやスノボをはじめたい!のであれば、最初はスキー場併設のスクールに入って、プロの講師から基本的なことを教わった方が上達しやすいです。もちろんスキーやスノボが上手なお友達から教わるのもアリですが、より早く楽しめるようになりたい方には、プロの講師から教えてもらえるスクールが特におすすめです。
スケート
冬になると、気軽に体を動かせるウィンタースポーツが「スケート」です。もとは氷の上を移動する手段からスポーツへと変遷を遂げたスポーツで、スケートの中でも華麗な演技が観られるフィギュアスケートは日本に世界でトップクラスの選手も多く身近な存在ですし、速さを競い合う迫力のスピードスケートも人気がありますよね。
それになんといってもスケートのメリットは、スキー場や雪がある場所にわざわざ行かなくても、気軽にウィンタースポーツとして楽しめることです。一般人がスケートを楽しむためには、年間営業している屋内のスケートリンクはもちろんですが、冬期シーズンのみ屋外プールをスケート場に変身させるスケートリンクなどもありますので、ぜひ一度該当のスケートリンクがお近くにないか?調べてみましょう。冬で外が寒くても、スケートを滑っているうちに体も温まってくるので、とっても気持ちいいですよ~! また屋外のスケートリンクなら、特にお天気がいい日は青空の下でのびのびと滑ることができて、リフレッシュできるはず。お一人様はもちろん、家族や友人グループ・カップルで、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。
スノーモービル
1人または2人乗りの小型雪上車で、雪や氷の上を走行できるウィンタースポーツが「スノーモービル」です。乗車姿勢はオートバイなどの乗り物に近く、その見た目から運転免許が必要と思われがちですが、実は免許は不要です。スノーモービル専用のゲレンデがあって、走行が許可された場所なら、誰でも走らせることができます。(ただしエンジンがついた乗り物なので、アクセルやブレーキなど操作方法の講習を受けてから、安全に乗る必要があります)
大自然に囲まれた林道や、広々とした雪原の中を爽快に走り抜けることができるスノーモービルは、スピード感やスリルもばっちり! 氷雪が造り出した幻想的な世界は感動的です。また運が良ければ、キタキツネ・エゾリス・クマゲラなどに出会えることも・・・。いろいろな楽しみ方ができるスノーモービル、ぜひ一度は体験してみる価値があるウィンタースポーツです。
スノーシュー(スノートレッキング)
西洋版のかんじきを履いて歩くウィンタースポーツが「スノーシュー」です。スノーシューを履くと、ふかふかの雪でも足が埋もれることなく歩けるので、体力に自信が無い方にもおすすめですよ。
そしてスノーシューを使った雪上のトレッキングが「スノートレッキング」です。スノーシューさえ履いていれば、思い通りに雪の中を進むことができてラクラク!スノートレッキングに参加すれば、夏シーズンには入り込むことのできない小川や木々が生い茂る道など、雪に覆われた冬ならではの白銀の世界に足を踏み入れることが可能!冬の大自然を満喫できちゃいますよ~。
スノーシューを楽しむときの服装は、歩きはじめると必ず暑くなりますので、アンダーウエア・インナー・アウター・オーダーパンツ、そして登山用レギンスぐらいの装着が適切です。汗をかくので乾きにくい綿ではなく、乾きやすい素材の衣類がおすすめですよ。
また荷物の中には、薄手のフリースやライトダウンジャケットなどを入れておき、休憩の際に寒かったら羽織れるよう準備しておきましょう。その他、手袋や帽子・サングラスなども必要です。特別な技術や体力も必要ないスノーシューは、未経験の方や女性・お子さまでも気軽に楽しめるウィンタースポーツです。
エアーボード
「エアーボード」は、誰でも気軽に雪山を滑り降りるときのスリルとスピード感を味わうことができるウィンタースポーツです。日本でエアーボードを楽しめるゲレンデはそれほどまだ多くは無いものの、うつぶせの状態で専用のゴム製ソリを操作しながら自由自在に滑り降りることが可能なので、近年人気も急上昇!スキー場での新しい楽しみ方を見つけられると、一度やったらハマってしまう人も多いようです。
エアーボードの講習・ツアーでは、基本的な姿勢や安全な止まり方・曲がり方を教えてもらえます。初心者でも体重移動するだけで簡単に曲がることができ、体感速度はだいたい40キロくらい、スピードコントロールはそれほど難しくありません。傾斜面で連続ターンができるまでに上達すれば、ジャンプも可能!滑り慣れてきたら、一緒に楽しんでいる仲間たちと雪上でレースをしたりと、いろいろな楽しみ方ができます。エアーボードの講習の時間はそれほど長く受ける必要はなく、割とすぐにゲレンデを爽快に滑ることができるので、みんなの視線も釘付けに! ぜひ今シーズンはエアーボードに挑戦してみてくださいね。
犬ぞり
犬たちと協力し合ってソリを進めていくウィンタースポーツが「犬ぞり」です。犬たちが引っ張るソリに乗って、颯爽と風を切りながら雪の上を滑ることができると人気がありますよ。国内で体験できるのは雪深い北海道エリアで、一緒に犬ぞりできるのはシベリアン・ハスキーやエスキモー犬、樺太犬、アラスカン・マラミュート、サモエドなどの犬種となります。
初心者用の犬ぞりトレッキング体験では、多くのケースではインストラクターが操作するソリに同乗して、決められたコースを周回しますが、中には参加者自らが犬ぞりチームのリーダー(マッシャー・操縦者)となって犬たちへの口頭指示・ぺダリング・ソリを押すなどの指示を出せるものもあり、犬ぞりの奥深さを感じる経験できますよ~。
大自然の中で犬たちと触れ合ったりコミュニケーションを大切に、犬たちの意思も尊重しながら移動することそのものを楽しむのが、犬ぞりの魅力です。犬たちと協力し合って、大自然の中を一緒に走り抜けられる犬ぞり、一度体験してみてはいかがでしょうか?
アイスホッケー
氷の上のラグビーともいえるウィンタースポーツが「アイスホッケー」です。オリンピック競技のひとつですが、日本代表は長野オリンピック以降、出場権を得ていないのが残念なところ・・・。ですが、近年日本ではラグビーブームが到来しているため、アイスホッケーブームが来る日も近いかもしれません。
アイスホッケーの試合では、選手たちの最高速度が時速50kmとなることもあり、タックルはラグビーを超える迫力がありますよ。そんなアイスホッケーを体験してみたいのなら、まずお住いの場所近くにスケートリンクがあり、そしてそのリンクをホームリンクとして活動しているアイスホッケーのチームがあるかを調べてみましょう。それぞれの都道府県にアイスホッケー連盟という団体があるので、そちらのホームページから連盟所属のチームを探してみてもいいですね。アイスホッケーは、大人になってからでも楽しくはじめることができるスポーツなので、ぜひ一度楽しんでみませんか?
カーリング
ストーンと呼ばれる円盤状の石を氷の上に滑らすように投げて、約40m先のハウスと呼ばれる円の中心に近づけて得点を争うウィンタースポーツが「カーリング」です。冬季オリンピック種目のひとつで、少しの力のかけ具合や技術で勝敗が決まる繊細でハードが競技となり、高度な戦略やその理詰めの試合展開から「氷上のチェス」とも呼ばれています。
プロになるためには、かなりの技術や練習量が必要ですが、もしも趣味ではじめるなら、まずは「ストーンを投げるだけ」なので簡単ですよ~。カーリングをやってみたいのなら「日本カーリング協会」のサイトに、全国のカーリング施設の一覧が掲載されているので、そちらを参考にしてみてくださいね。年間を通してカーリングを楽しめる施設もありますが、それ以外は11月~3月の冬期シーズンに運営しているところが多いです。
アイスクライミング
「アイスクライミング」は、氷瀑や人工的に作られた氷の壁を自分の力で登っていくウィンタースポーツです。靴に装着する金属製の爪が付いたクランポン(アイゼン)や、鎌のような手に持つアックス(ピッケル)といった登山道具を氷の壁に突き刺して、氷瀑や人工的に作られた氷の壁を一歩ずつ自分の力で登っていくアクティビティです。
ガイドとロープでつながっているので、落ちることはないのでご安心を! ボルダリングとの違いは、アイスクライミングでは壁を登るためのルートが定まっていないため、自分でルートを考えて進んでいく楽しみ方ができることです。また高く登れば、その分緊張感やスリルもアップ! ひんやりとした冬の冷たい風が心地よく、アドレナリンで熱くなった体を冷ましてくれますよ~。そしてゴールできたときの達成感は格別で、さらに挑戦してみたい!と思う方も多い魅力的なスポーツです。
専門装備をすべてレンタルできるツアーもあり、ガイドさんから道具の使い方や注意事項を教えてもらえるので、アイスクライミング初心者の方でも楽しむことができます。
雪合戦
「雪合戦」は、意外や意外!実は日本発祥のウィンタースポーツです。子供時代に雪合戦で遊んだことがある方も多いため、日本人にとってはある意味一番馴染みのあるスポーツですが、近年では大人が本気で戦うウィンタースポーツとしての「雪合戦(Yukigassen)」が世界的にも人気を集めています。
雪合戦のルールは、相手チームのフラッグを抜く、または雪球で相手チーム全員を倒すことで、勝利が決定します。チームの戦略や戦術も重要で、国内だけではなく海外でも人気急上昇のウィンタースポーツになっていて、なんと世界各国で毎年大会が開催されているほどなんですよ~。雪合戦は初心者でも楽しむことができ、オンシーズンは雪の上で練習もしますが、その多くは体育館を借りて練習を行っているそう。気軽に参加できるウィンタースポーツなので、今シーズンはぜひ一度、お近くの雪合戦チームを探して、雪合戦体験会に挑戦してみてください。きっとチームで熱く盛り上がって、達成感の味わえるスポーツなんだと気付くはずですよ~。
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わぁ!ウィンタースポーツって、スキーやスノボ以外にも、いろいろな種類があるんだね~。
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本当だね! まるは、どれに挑戦してみたいと思った~?
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私は、犬ぞりかなー。北海道エリアでしか体験できないけれど、もともと犬そのものが大好きだし、大自然の中を犬たちと一緒に走り抜けるってどんな感じなのか?一度やってみたいな~。
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私はカーリングに興味があるよ。一見地味に見えるけれど、冬のオリンピックを見てて、あのドキドキ感や緊張感を味わえるウィンタースポーツは他にないなーと思って。
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スキー場でよく見かけるウィンタースポーツなら、スキーやスノボに行ったときに、合わせて楽しんでみてもいいよね。
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そうだね!スノーモービルやエアーボード、ちょっとやってみたいかも!
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お二人とも、スキーやスノボ以外にも、興味があるウィンタースポーツが見つかって良かったですね! ぜひ今シーズンは一度挑戦してみてください。きっと楽しめると思いますよ~。
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