パウダースノーが楽しめるスキー場【長野編】
転んでも痛くない、さらさらのパウダースノー。舞い上がる雪しぶきも美しく、まるで浮いているかのような独特の爽快感を味わうことができます。非圧雪のまま、このパウダースノーを楽しめるゲレンデは数多くありますが、なかでも雪質・積雪量ともに国内屈指のスキー県「長野県」から、パウダースノーを存分に楽しめるスキー場をセレクトしてみました。
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長野県って、たくさんスキー場があるけどどこも雪質は良いのかな?
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豪雪地帯だったりするもんね。まあだいたいふかふかのサラサラなんじゃない?
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う~ん、なにをもって「雪質がいい」って言うかにもよるけど、ふたりはパウダースノーを求めてるんじゃないかな?
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ふかふか、サラサラ?
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そう!たくさん雪が降っても、非圧雪じゃないとパウダーは楽しめないからね。非圧雪を設けている、長野県のパウダー自慢なスキー場を紹介していくね!
白馬コルチナスキー場
イタリアのコルチナに比すると評されることからこの名前になったという、クオリティの高いスキー場です。海外からもファンが訪れるサラサラと柔らかい雪質のパウダーが自慢。標高1,400mの頂上から絶景を堪能しながら、極上パウダーでのライディングを満喫することができます。
また、「自己責任エリア」としてコース外に自然のままのツリーランが楽しめるエリアを用意しているのが特徴。もちろんリスクと隣り合わせではありますが、自然本来のバックカントリーでまっさらなパウダーの浮遊感を味わいたい方に、オススメです。
白馬乗鞍温泉スキー場
コルチナスキー場同様、白馬乗鞍温泉スキー場にも自己責任エリアが設けられています。
また、伝説の急斜面と呼ばれているパウダーコースは、条件が揃ったときのみオープンする幻のエキスパートコース。
ちなみにふたつのスキー場は隣接しており、共通リフト券でどちらへの乗り入れもOKです。
白馬岩岳スノーフィールド
7本のパウダーコースを用意しているのが、白馬岩岳スノーフィールドです。
北アルプス向かって滑る絶景がポイントの、非圧雪ツリーランが楽しめる上級者向けVIE+αコースが近年新登場しています。
また、多くが中級者以上を対象としたパウダーコースが多いなか、岩岳では比較的ゆるやかで初心者からでも滑走可能なツリーランコース(FIVE SIDEコース)があるのが特徴です。
白馬八方尾根スキー場
中級から楽しめるパウダーコースが豊富です。コブや地形を活かした、落差など変化が楽しいスキー場です。
標高1,600mからの最高難易度を誇る「URAKURO」コースはまさにパウダー天国。腰パウ、胸パウが楽しめるきめ細やかな極上パウダーが待っています。
また、2018-2019年シーズンより増設されたのが、パウダーエリア「OMUSUBI」です。おむすび、というユニークな名前ですが実はこれまで立ち入り禁止になっていたエリアです。URAKUROもOMUSUBIも、超エキスパート限定の難関コースです。当日のコンディションを見て、オープン/クローズの判断がなされます。
白馬五竜&Hakuba47ウィンタースポーツパーク
コース脇に非圧雪エリアを用意してあったり、超上級者向け急斜面の「チャンピオンエキスパートコース」など、パウダーが楽しめるコースが多い白馬五竜。
共通リフト券で利用できる隣接のHakuba47では非圧雪ツリーランなどが楽しめるパウダーコースがこちらも豊富。また、メンバー登録して受講した方だけが滑走可能な非圧雪ゾーン「Tree Riding Zone」も用意されています。
野沢温泉スキー場
県内でもトップクラスの豪雪地帯である、野沢温泉スキー場。一晩で1mの新積雪がある場合もあるというやまびこエリアなど、9つものエリアでパウダーが満喫できる、パウダーフリークにオススメのスキー場です。
北向き斜面で雪質も安定しています。「ユートピアコース」は幅が広いこともあり、午後でもまだノートラックバーンが残っていることもあります。エキスパートは最大斜度39度を誇る「チャレンジ39°のカベ」をぜひ攻略してみましょう。
斑尾高原スキー場
ツリーランコースの設置数でなんと日本一を誇るのが、ここ斑尾高原スキー場です。森の中を走るツリーランコースで、自然を体いっぱいに体感しながらの非圧雪パウダーが満喫できちゃいます。
また、国内有数の豪雪地帯であり、斑尾パウダー「Madapow」と名付けられているほどのディープパウダーが味わえることでも有名です。
ハーフパイプ状のカベや、ジャンプ台などアクションも多く飽きさせません。ベテランガイドによる、バックカントリーツアーも開催しています。
黒姫高原スノーパーク
やわらかなパウダースノーが楽しめる、黒姫高原スノーパーク。インターから近い、アクセス性の良いパウダーゲレンデです。
初心者のパウダー練習にも向いていると好評で、手軽にオフピステを味わってみたい方にオススメ。
志賀高原焼額山スキー場
志賀高原の中でも奥地にあり、1,500mから2,000mという高標高に位置します。それゆえ国内有数の雪質が楽しめる、志賀高原焼額山スキー場。
長野オリンピックの競技会場となったことでも知られていますが、そんなオリンピックコースでも、舞い上がるプラチナパウダーが満喫できちゃいます。
戸狩温泉スキー場
非圧雪6本、ツリーラン2本の計8本、パウダーエリアが用意されている戸狩温泉スキー場。午後でもまだパウダーが残っていることもあります。非圧雪エリアが拡大されてきており、パウダーフリークの注目を集めています。
自然コブが発生するパウダーモーグルの楽しめるコースや、雪上車でゲレンデトップまでアクセスする「新原生林雪上車ツアー」を期間限定で行うこともあります。気になる方は開催予定をチェックしてみてください。
湯の丸スキー場
首都圏に一番近くパウダースノーが楽しめるスキー場と言われているのが、湯の丸スキー場です。2時間強でアクセスできるのですが標高1,700mから2,000mと高標高のため雪質は良好、いつでも乾いた、状態の良いサラサラ極上パウダーを滑走することができます。混雑しにくく幅広コースで滑りやすいのも嬉しいポイントです。
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パウダースノーって、すごく山奥にしかないと思っていたけど、長野には都心からアクセスしやすいスキー場もあるんだね。
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標高の高さや、北斜面など要素が揃っていればサラサラパウダーが楽しめるよ。
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初心者からでもチャレンジ可能なスキー場も気になるわ~。
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うんうん、スキー場によって、パウダーエリアの難易度やルールが違っているからしっかりチェックして、ぜひ安全に楽しんでね!
2023年02月05日
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