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初めてのリフト乗車!乗り方・降り方を写真で説明します!

その3/リフトに乗れるようになるまでの3つのステップ

初めてのスノーボードスクールで立ち方まで教わった、ビギナー代表の私、佐藤あかり。両足をボードにつけて、平らなところで練習したら、いよいよリフトに乗って斜面にチャレンジ!

でも、初めてリフトに乗るのってやっぱりちょっと怖いかな? インストラクターさんに優しく教えてもらいました!

正しい転び方を覚える!

斜面に出る前に覚えておかなければならないことがあります。それは……転び方!安全にスノーボードを楽しむために、必ず覚えておくべきことなんだそうです!さっそく後ろに転んでみましょう。

まずはインストラクターさんのお手本から。

その3/リフトに乗れるようになるまでの3つのステップ

その3/リフトに乗れるようになるまでの3つのステップ

その3/リフトに乗れるようになるまでの3つのステップ

ポイントは、体を丸めて頭を打たないことと、手をつかないこと。

私もやってみます!

その3/リフトに乗れるようになるまでの3つのステップ

体を丸めて

その3/リフトに乗れるようになるまでの3つのステップ

後頭部をつかないよう慎重に

その3/リフトに乗れるようになるまでの3つのステップ

手をつかずにジャンプ!

ドン、とお尻をつかずに、背中でコロンと転がる感じにしたほうがいいようです。

後ろに転んだら、次は前に転んでみます。

前に転ぶときは、後ろに転ぶときとは逆に体を伸ばします。

ちょっと怖いけど……せーのっ!

その3/リフトに乗れるようになるまでの3つのステップ

腰を入れて構えの姿勢

その3/リフトに乗れるようになるまでの3つのステップ

姿勢を低くして

その3/リフトに乗れるようになるまでの3つのステップ

前に向かって体を投げ出すようにジャンプ!

野球のヘッドスライディングのように(したことないけど)、低い姿勢から前に体を投げ出します。そのとき、雪の上に手をつかないようにすることがポイント。

転ぶとき、人はつい手で体を支えたくなってしまいますが、とくにスピードが出ているときに転んで手をつくのは腕のケガの元。手首などに傷害を負うことがあるので、要注意とのことです。

平らなところで2回くらいずつ練習して、転び方のレッスンは終了。

でも、これから何回転ぶことになるやら……。

ビギナーのためのマメ知識~もらい事故には要注意!~

もしも転んでケガしてしまったら、それは自分のせいで仕方がないともいえるけれど、どうにもやるせないのは他人がぶつかってきてケガしてしまうようなこと。

こうした「もらい事故」に遭わないために、いくつか心がけて欲しいことがあります。

まず、ゲレンデの真ん中など、ほかの人の滑走の邪魔になるような場所に座り込んでいないこと。停止する際も、できるだけゲレンデの端までいくようにしましょう。

もうひとつは、常に周囲に目配りすること。もしもきちんとコントロールできず、暴走気味に滑っているような人を見かけたら、なるべくその人が滑り去ったあとに滑り出すなどの対応をしましょう。

スクールの受講中は、インストラクターが周囲に目を配っているから安心ですが、ひとりで滑るときは人にぶつけられないよう、よく注意しましょうね! もちろん、こちらから人にぶつからないように気を付けることも忘れずに。

リフトに乗る!

いよいよ念願のリフト乗車。片足だけをボードにつけて、リフト乗り場までよちよち歩いていきます。

初めてリフトに乗るのは緊張するけれど、インストラクターさんがサポートしてくれるから大丈夫!今回はマンツーマンのレッスンだったので、より安心です。

①リフト乗り場の係の人にうながされ、まずは線が引いてある乗車位置まで移動。

初めてのリフト乗車!乗り方・降り方を写真で説明します

②右後ろを振り返って(レギュラースタンスの場合)、リフトのチェアが近づくのを確認。

初めてのリフト乗車!乗り方・降り方を写真で説明します

③チェアから落ちないように。安全バーを下ろす

その3/リフトに乗れるようになるまでの3つのステップ

リフトのチェアが近づくのを確認。足の後ろにトンとチェアが当たったところで、すばやく腰をおろします。

その3/リフトに乗れるようになるまでの3つのステップ

座ったら奥に体を持っていくように深く椅子に座れば、はい、成功!

チェアから落ちないように安全バーをおろして、いよいよゲレンデの上のほうに向かいます!

リフトに乗っているときは、前足にぶら下がっているボードを後ろ足で支えながら横向きにしていると楽でした。

初めてのリフト乗車!乗り方・降り方を写真で説明します!

なお、インストラクターさんが一緒に乗れない場合でも、通常はリフト乗り場の係の人が手伝ってくれるから大丈夫とのこと。それに、上手に動けない人がいたら、リフトのスピードを落としてくれるそうですよ。

ビギナーのためのマメ知識~リフトに乗っているときに物を落としてしまったらどうしよう?~

リフトの上でスマホを取り出し、自撮りしてたら、「アッ!」。

スマホが手から滑り落ちてはるか下の雪の中に……。

こんなことにならないようにするためには、「リフトの上でスマホなどの貴重品をポケットから出さないこと!」なんですが、落ちてしまったら仕方ありません。

リフトを支えている支柱には、普通、番号がふられています。何番と何番の間で落としたのかを、また落とした場所が支柱からどのくらいの位置にあるのかすばやく確認し、リフトを降りたら降車係の人に回収を頼んでみましょう。

リフトの下は、滑る場所以外は雪が深かったり、斜面が急だったりして、自分で回収するのはまず無理だと考えたほうがいいでしょう。ただ、場合によってはリフトの下が谷だったり、人が入りにくいようなケースもあります。係の人にお願いしてみて、「危険すぎるから無理です」と断られたら、もう諦めるしかありません。

……やっぱり、「リフトの上では貴重品を出さない」ですね。スマホやコンパクトカメラなどにストラップを付けているのなら、しっかりそれを手首に通しておくようにしましょう。

リフトから降りる!

リフトの上でインストラクターさんとおしゃべりしているうちに、リフトの降り場が見えてきました。

どうしたらいいのか、インストラクターさんに説明を受けても、ちょっと緊張してしまいます。

スノーボードでリフトから降りるときのポイントとしては、次のような順番でやるといいと指導を受けました。

①降り場が近づいてきたら、スノーボードの向きをまっすぐ前に向ける(リフトに乗っているときは、スノーボードは横向きになっているから)。

②リフト降り場でスノーボードが雪についたら、後ろ足をボードに乗せ、体を斜めにずらして上半身をうんと前に曲げる(重心を前に移す)。

スノーボードを滑らせながら両手でリフトの座面を押し、その反動を利用して垂直に立ち上がる(体の重心がボードの真上にくるように意識する)。

背スジを伸ばし、前を見てそのまま滑っていく(下ばかり見ていると姿勢が崩れ、バランスを崩しやすい)。

教わったところで、早速実践です。降り場の手前で安全バーを上げて、降りる準備。ボードが雪の上についたら、立ち上がってまっすぐ前に滑ります。

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立ち上がったら、インストラクターさんに支えてもらいながらまっすぐ滑ります。

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バランスを崩して倒れたりしないよう慎重に。重心が後ろにならないよう気をつけながらゆっくりと。

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おっと。ちょっとバランスを崩してよろけたところをインストラクターさんがすかさずサポート。

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なんとか無事にリフト下まで降りてくることができました。

初めての人は、リフトを降りるときにたいてい転んでしまうんだとか。

私もバランスを崩してピンチ!でしたが、インストラクターさんが支えてくれたので、初めてのリフト降車は転ばずに済みました。

最初はつい緊張してしまうけれど、要するにリフトから降りる動作はふだん椅子から立ち上がるときと同じ。リフト降り場はたいてい少し斜度があり、リフトから立ち上がれば自然に前に進んでいくので慌てないことが大切です。

もし転んでしまっても、リフト降り場にいる係の人が起き上がるのを手伝ってくれます。

スクールが始まって、ここまで30分ちょっと。

とうとうゲレンデの上に来ちゃいました!

……ちょっと早すぎかな?

ビギナーのためのマメ知識~リフトを降りたら、降車場からすぐ離れよう~

リフトを降りて、そのすぐ近くに座り込んでボードを装着している人をときどき見かけます。あとから降りてくる人の邪魔になるばかりか、ぶつかってケガをする危険もあるので、リフトから降りたらできるだけ先のほうまで滑っていきましょう。

もし転んでしまっても慌てずに。その場合、リフトの係の人はすぐリフトのスピードを落として後続の人がすぐ来ないようにし、また起こしに来てくれます。

グループの場合は、とくに気配りが必要です。たとえリフト降り場から離れていても、みんなが固まって座り込んでいたら、滑ってくる人の邪魔になってしまうこともあるのでご注意を。スキー場に来ている人みんなが楽しめるよう、気を遣いましょうね!

 リフトの乗り降りは、ビギナーなら誰でも緊張するもの。

でも、結局は慣れの問題。

リフトのスタッフは事故が起こらないように常に注意を払ってくれているし、インストラクターがついていればなお安心。

2~3回乗っているうちにすぐコツがつかめます。

【協力】:たんばらスキーパーク
https://www.snow-tambara.jp/
【モデル】:佐藤あかり(エヌウィード)

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その3/リフトに乗れるようになるまでの3つのステップ

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