雪不足でも安心!人工降雪機があるスキー場
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今年は雪、いつ頃から降るかなぁ? ……まだかなー、当分降らないかなー!?
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まるちゃん焦りすぎ! スキー場は逃げないよ?
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えぇ~、そうは言ってもさぁ……
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まるちゃんみたいに我慢できない人のために、人工降雪機を使って早めにオープンできるような対策をしているスキー場もあるよ。それに、人工降雪機がある所なら、あんまり寒くならない冬でも安心して行けるよね。どんなスキー場にあるか、ちょっと見てみようか
2023-2024 初すべりスキー・スノボツアー予約受付中!
信越(白馬周辺)
白馬五竜&Hakuba47スキー場
白馬五竜&Hakuba47スキー場 イメージ
オープン目安:11月下旬~
※Hakuba47のオープンは白馬五竜より1日ほど遅れることがあります。
※2022年12月9日オープン
スキー・スノボツアーの目的地として人気の高い白馬エリア。白馬五竜&Hakuba47スキー場はこのエリアの北から南へと並ぶスキー場のほぼ中央にあり、このエリアのほとんどのスキー場よりも3~4週間ほど早い時期にオープンします。
毎年いち早く白馬でのスキー・スノボが楽しめ、白馬五竜とHakuba47という二つのフィールドを自由に行き来して滑ることができる、初級者にも上級者にもおすすめのスキー場です。
白馬八方尾根スキー場
白馬八方尾根スキー場 イメージ
オープン目安:11月下旬~ → 2022年12月10日オープン済み
実力者向けのコースが多く、ある程度以上に滑れる中級者や、かなりのレベルに到達した上級者に好まれる白馬八方尾根スキー場。このスキー場も白馬エリアの中央付近にあり、白馬五竜&Hakuba47スキー場とほぼ同じ頃にオープンします。もちろん初級者用のコースもありますから、着実に練習とレベルアップを重ねていくのもアリです。
栂池高原スキー場
栂池高原スキー場 イメージ
オープン目安:11月下旬~
名前に「白馬」と入ってはいませんが、この栂池高原スキー場があるのも白馬エリアです。余裕を持って滑れる緩い斜面がいくつもある、スキー・スノボデビュー向きのスキー場ですが、適度な難易度の中~上級コースは中級者以上にも爽快感を与えてくれます。白馬エリア全体を見ると、12月中旬~下旬にかけてオープンするスキー場が多いですから、早めに白馬で滑りたい場合には、まずこの3ヶ所を考えてみてはいかがでしょう。
信越(軽井沢周辺)
軽井沢プリンスホテルスキー場
軽井沢プリンスホテルスキー場 イメージ
★2022年11月3日スキー場オープン!
長野県の中では晴天が多い軽井沢ですが、アイスクラッシュシステム(ICS)と呼ばれる設備で雪を造れる軽井沢プリンスホテルスキー場なら、雪が降るのを祈る必要はありません。氷を砕いて雪に変えるこのシステムの力により、オープン時期もかなり早く、11月の上旬から爽やかな青空の下で滑ることができます。
高峰マウンテンパーク(旧:アサマ2000パーク)
アサマ2000パーク イメージ
オープン目安:11月下旬~
標高2,000mという高所にあるアサマ2000パークは雪質の良さで知られていますが、この高さだけに頼らず、ICSも利用することで安定して滑れるような工夫もしています。そのため「雪の少ない年でもここは大丈夫だった」という声も多く、11月下旬という比較的早い時期のオープンでも心配はありません。オープンと同時に滑れる「STAGE2」というコースは、中級者以上でも歯ごたえがあります。
志賀高原周辺
志賀高原スキー場(熊の湯スキー場)
志賀高原スキー場 イメージ
オープン目安:11月下旬~
大小さまざまなスキー場で構成されている志賀高原スキー場。その中で最もオープンが早いのは、南側のエリアにある熊の湯スキー場です。その後、中央部(サンバレー~一の瀬)が11月末、北側の焼額山スキー場が12月上旬……という順番でオープンしていきます。すべてがオープンするのを待たず、お目当ての所で滑れるようになった時点で出発、というのもアリです。
竜王スキーパーク
竜王スキーパーク イメージ
オープン目安:11月末~
最大斜度が32度、平均でも23度と難易度は高いのですが、挑戦者が絶えない人気コースの「木落しコース」を持つ竜王スキーパークは、11月の末頃にオープンします。もちろん初~中級者向けのコースも豊富にありますから、上級者でなくても楽しく滑れます。評価の良いパークや、毎日営業のナイターなど、さまざまな魅力の詰まったスキー場です。
信越(湯沢・中越)
かぐらスキー場
かぐらスキー場 イメージ
オープン目安:11月下旬~
12月の後半からオープンするスキー場が多いこのエリアで、他よりもだいぶ早くオープンするのが、このかぐらスキー場です。もともと「かぐら」「みつまた」「田代」という別々のスキー場だったため、一つのスキー場の中で三つの個性を味わえます。田代エリア(旧・田代スキー場)のオープンは、他よりも遅れることが多いため、出発前には確認が必要です。
苗場スキー場
苗場スキー場 イメージ
オープン目安:12月上旬~
かぐらスキー場と同じく苗場山にあり、ドラゴンドラという愛称のゴンドラで結ばれている苗場スキー場。こちらもこのエリアでは比較的オープンが早く、12月上旬から滑れることが多いです。広大な空間と幅広い難易度で、さまざまなスキーヤー・スノーボーダーを受け入れるこのスキー場は、スキー・スノボデビューやファミリーでの旅行にも最適です。
信越(蓼科周辺)
富士見パノラマリゾート
富士見パノラマリゾート イメージ
オープン目安:12月上旬~
富士見パノラマリゾートがオープンするのは12月の上旬になることが多く、このエリアではオープンの早いグループに入ります。上から下まで一直線に滑り降りると、その距離は約3,000mと長く、東京周辺では珍しい長距離滑走を楽しめます。途中にはプロの練習にも使えるような急斜面もあり、中級者以上でもスリルを味わえます。
シャトレーゼスキーバレー小海(旧:小海リエックス・スキーバレー)
小海リエックス・スキーバレー イメージ
オープン目安:12月上旬~
小海リエックス・スキーバレーがオープンするのも、富士見パノラマリゾートとほぼ同じ時期です。山梨県に本社がある洋菓子店「シャトレーゼ」の運営するこのスキー場は、おいしくてリーズナブルなケーキやパンと、よく整備されたキッズパークで女性や子どもたちに喜ばれています。最長滑走距離も2,500mと長めですから、スキーやスノボをメインに楽しみたい「ケーキ好き男子」にもおすすめです。
東京周辺
スノーパーク イエティ
スノーパークイエティ イメージ
2022年10月21日オープン済み
富士山の2合目に作られたコンパクトなスキー場、スノーパーク イエティは、日本で一番早くオープンすることで知られています。さすがに最初からすべてのコースで滑れるわけではありませんが、ICSによって作られた雪でいくつかのコースを覆うことで、10月の15日から20日ぐらいまでには滑り始めることができるようになります。東京からのアクセスも良く、その冬の初スキー・スノボの目的地として選びやすいスキー場です。
丸沼高原スキー場
丸沼高原スキー場 イメージ
オープン目安:11月下旬~ 2022年は12月6日オープン
群馬県の丸沼高原スキー場は、最も高い部分が標高2,000m、低い部分も1,390mと、かなり高い所にあるスキー場です。そのため、雪に関しては質・量ともに十分で、オープン時期も11月下旬と早めです。人工降雪機によるサポートやゲレンデの整備状況の良さもあり、まだ秋を引きずっている時期の関東地方という不利を感じさせない滑りができます。最近ではパークの評価も上がっていて、多くのスノーボーダーに注目されています。
たんばらスキーパーク
たんばらスキーパーク イメージ
オープン目安:11月末~ ※2022年は12月4日にオープン
たんばらスキーパークのオープン時期は主に11月末や12月の上旬ですが、暖冬でも大きく遅れることが少なく、丸沼高原スキー場のオープンが遅い年は、こちらが先にオープンすることもあります。このスキー場には初~中級者用のコースが多く、その配置もうまく考えられていて移動のストレスが少ないため、滑りだけに気持ちを集中させることができます。
ハンターマウンテン塩原
ハンターマウンテン塩原 イメージ
オープン目安:11月末~
ハンターマウンテン塩原は、栃木県の那須塩原という地理的な事情から大量の積雪は望めないのですが、人工降雪機の働きもあり、「晴天率が高いのに滑りやすいスキー場」として人気があります。初級者向けから上級者向けまでコースの数もバランスが良く、パークにも定番アイテムがそろっているため、誰もが利用しやすいスキー場となっています。
ふじてんスノーリゾート
ふじてんスノーリゾート イメージ
オープン目安:12月上旬~
山梨県のふじてんスノーリゾートがオープンするのは12月上旬ですが、東京周辺のスキー場は12月下旬オープンという所が多いですから、決して遅くはなく、むしろ十分上位に入る早さです。7本のコースで大人も楽しめる一方で、子どもたちに大人気の充実したキッズパークもあり、ファミリーからの評価が高いスキー場です。
北海道・東北
ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ
ニセコグランヒラフ イメージ
オープン目安:11月末~
「雪には困らない」と思いがちな北海道にも、人工降雪機を備えたスキー場はあります。ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフでの対象は「一部ゲレンデのみ」ということで、あくまでも補助的なものとはいえ、備えがあるというのはうれしいものです。日本だけでなく世界でも屈指と言われるグラン・ヒラフは、日本のスキーヤー・スノーボーダーなら一度は訪れてみたい究極のスキー場の一つです。その素晴らしさを、ぜひ体感してください。
富良野スキー場
富良野スキー場 イメージ
オープン目安:11月末~ 2022年12月4日オープン済み
北海道の中央付近に位置する富良野スキー場でも、人工降雪機を使用しています。豪雪地帯ではないため、他の地域よりも雪の量は少ないのですが、その分雪質は良好です。スキー場全体の構成としては、中級者向けのコースを中心にしつつ、ファミリーや初級者に優しいコースも用意されています。どちらかというとスキーヤー向けで、スノーボードの解禁も遅かったのですが、現在ではスノーボーダーの姿も見られるようになってきています。
本州 中部
鷲ヶ岳スキー場
鷲ヶ岳スキー場 イメージ
オープン目安:12月上旬
このエリアには、ICSを導入しているスキー場がいくつもあります。ICSは一般的な人工降雪機がまだ動かせない(気温がそれほど低くない)時期から使うことができるため、そうしたスキー場のオープンは早めになります。その中でもトップクラスと言えるのが、この鷲ヶ岳スキー場です。場内にはスノーボーダーの姿が多く、それに応えるようにパークにも力が入れられています。そして、それがまた新たなスノーボーダーを呼び……と、良いサイクルが続いているスキー場です。
ウイングヒルズ白鳥リゾート
ウイングヒルズ白鳥リゾート イメージ
オープン目安:11月中旬~
ウイングヒルズ白鳥リゾートのオープン日は西日本最速と、このエリアのスキー場の中では一歩リードした存在です。バブルの絶頂期には「予約をしなければ滑れない」という高級スキー場として知られ、予約制が廃止された現在でもその輝きは失われていません。予約が不要になったことで利用者も増えたため、かつての優雅さを満喫したい時には早朝営業を狙うのもおすすめです。
ホワイトピアたかす
ホワイトピアたかす イメージ
オープン目安:11月上旬~
★2022年11月19日にオープン!
ホワイトピアたかすのオープンは11月上旬と、トップグループからはやや遅れますが、それでも他の地域と比べれば十分早いと言えるでしょう。中規模ながら多彩なコースを持ち、楽しみ方の多いホワイトピアたかすは、隣接する鷲ヶ岳スキー場との共通券ができたことで、さらにその魅力を増しています。初・中・上級の3種類のモーグルコースがあるというのもユニークな点で、モーグル好きなら一見の価値ありです。
ダイナランド
ダイナランド イメージ
オープン目安:12月上旬~
20ものコースがあり、エリア内では規模の大きなグループに入るダイナランドも、12月上旬にはオープンします。このダイナランドは毎日23時までのナイター営業に加え、早朝5時から営業する日もあります。この二つを組み合わせると、営業時間は最大18時間にもなります。時間と体力が許す限りスキーやスノボを楽しむこともできますし、1日のうちの自由なタイミングで滑りに行くこともできる、とても利用しやすいスキー場です。
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このオープン目安って、『普通に寒い冬ならこの日程でオープンする』……ってことでしょ?
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うん、いつもより暖かければ、もうちょっと遅れるね。ただ、場所や造雪・降雪方法によってその影響が出にくいこともあるから、全部が同じように1週間や10日ぐらいズレるとは限らないよ
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この街がなかなか寒くならなくても、油断しちゃダメってことだね! これから毎日、全国の天気予報をチェックしないと!
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だから、焦りすぎぃ―!
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