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ゲレンデ以外でできる練習方法

スノボツアーモデルイメージ画像

スキーやスノーボード(スノボ)のシーズンは意外に短いので、オフシーズンにしっかりと体を鍛えておき、次の冬に備えることが重要になってきます。また、ゲレンデに行く直前にも、なまった体を引き締めるべく、トレーニングをしておくことをおすすめします。

まずはしっかりとスタミナを

スキーとスノボに共通していえますが、まずはスタミナをしっかりとつけておくことが大切です。雪山の斜面を利用するとはいえ、かなりハードなスポーツであり、持久力と瞬発力の両方が必要とされます。そこで、ふだんから意識してスタミナ作りに励んでおきましょう。

スタミナをつけるのに特別な方法はありません。ふだんからランニングなどでバテない体作りをしておくのがよいでしょう。瞬発力を養うのに、サッカーやインラインスケートを取り入れる方法もあります。

下半身を鍛えるにはスクワット

スポーツ全般にいえることですが、スキーやスノボはとくに、足腰がしっかりしていることが上達への早道です。下半身の筋肉をしっかりと鍛えることで、安定した滑りと瞬発力がよりアップします。

足腰を鍛えるには、ランニングやウォーキングに加えて「スクワット」をおすすめします。スクワットは下半身全体を鍛えることができるトレーニング方法です。同じ筋肉量を増やすのに、スクワットなら15回で済むのに、腹筋だと500回が必要というという説もあります。

スクワットのやり方を説明します。足を肩幅より少し広めに開き、手を腰や胸の前、あるいは頭の後ろに置いて、ゆっくりと息を吸いながらしゃがんでいきます。このとき、背筋を伸ばして、太ももが床と平行になるまでしゃがみます。

次に、息を吐きながら体を起こします。やはり背中はしっかり伸ばしたままで、そしてヒザは伸ばしきる直前のところで止めます。こうすることで、太ももやお尻にかかっている負荷を維持することができ、ひざへの負担も軽減できます。

スクワットをするときの手の位置で、負荷のかかり方を調整できます。スクワットを始めたばかりの人は、手を腰に置くようにします。だんだん慣れてきたら、胸の前→頭の後ろにしてみましょう。

スクワットは、ひざを床と平行になるまでもっていくのが理想です。しかし、もしどうしてもキツイ場合は、できるところまですれば大丈夫です。無理は絶対にやめましょう。ひざをけがしてしまったら意味がありません。

スノボのバランス感覚を養う

スノボでオフシーズンにできる練習方法を1つ紹介します。バランスディスクを2つ置き、その上にスノボの板を置きます。スノボのブーツを履き、バインディングも締めて、その上に乗ります。

その状態で、両手を左右に広げた基本姿勢を取り、ゆっくりとヒザを曲げて上下に動きます。「ゆっくり」というところがポイントです。バランスを取りながら、ゆっくり上下に動くのは、意外とキツイものです。これをやることによって、自分の姿勢や重心、目や手の位置などのチェックを行うことができるのです。もっともバランスのよいところが見つかるように、ひたすらゆっくりと上下に動くのを繰り返してください。

これを定期的に行うことで、いざシーズンになってゲレンデに行くことになったときでもバテることがなくて済むようになり、体がなまるのを防ぐこともできます。

イメージトレーニングも大事

イメージトレーニングも取り入れてみましょう。これは一例ですが、プロの滑りをDVDやインターネット動画で繰り返し見ることによって、イメージを頭に焼き付けることができます。できれば何度も繰り返し見て、気になるシーンはスロー再生でじっくり確認しましょう。もちろん、動画を見たからといってプロのワザが身につくわけではありません。しかし、動画を見ることで自分の滑りのどこがダメなのか、プロの滑りと比べることになり、自然とわかってくることになると思います。

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