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ゴンドラに乗るのは簡単

スノボツアーモデルイメージ画像

大きめのゲレンデでは、リフトのほかに、ゴンドラを設置しているところもたくさんあります。リフトは短距離から中距離の移動に利用しますが、ゴンドラは、主に長距離の移動に利用されます。ここではゴンドラの乗り方やマナーについて解説していきましょう。

ゴンドラに乗るためには、まずチケットを購入します。リフトとゴンドラの両方が利用できる共通券が一般的です。ただ、スキー場によっては別々になっていることもあります。

チケットは利用できる時間帯によって「一日券」「午前券」「午後券」「ナイター券」などに分けられます。それほど利用しないという場合は、1回のみの「1回券」もありますし、料金が割引になる「回数券」を購入して、仲間どうしでシェアするのもいいかもしれません。

チケットは従来の紙のタイプとICカードタイプのものがあります。紙のタイプは利用後、捨ててしまってかまいません。スキーやスノーボード(スノボ)の記念に取っておくのもよいでしょう。ICカードタイプのものは前もってデポジット(保証金)を払うようになっているので、使い終わったらチケットを返却してデポジットを返してもらうのが基本になります。デポジットは1000円前後のことが多いようです。

ゴンドラは、リフトに比べると、乗り方が非常に簡単です。

ゴンドラに乗るときは、チケットを購入してから、ゴンドラ乗り場の列に並びましょう。いうまでもないことですが、列に割り込んだりするのはマナー違反です。非常に格好悪いので絶対にやめましょう。あとからきた仲間を列に入れるのも後ろに並んでいる人に失礼になります。仲間がみんながそろってから列に加わるようにしましょう。

ゴンドラがやってきたら、係員の指示に従ってゴンドラに乗り込みます。このとき、スキーの場合は、ゴンドラの外にスキー板を収納するホルダーがあるので、そちらに置きます。スノボの場合は、ゴンドラを傷つけないようにカバーが渡されますので、スノボをそのカバーに収納します。

ゴンドラは4人から6人乗りのものが多く、混雑しているときにはどうしても相席になります。どうしても相席は嫌だという場合、そのことを係員に伝えてみてください。仲間だけで乗せてもらえる可能性もあります。ただし、最終的には係員の指示に従うようにしましょう。

ゴンドラで知らない人と相席になった場合は、お互いに不快な思いをしないように注意しましょう。「席はしっかり詰めて座る」「ゴンドラ内では大声で笑ったり話したりしない」など、公共の場では当たり前のマナーをしっかり守ることが大切です。また、ゴンドラ内に持ち込んだスノボは他の人の邪魔にならないように、隅のほうに置くようにするとよいでしょう。もし、ゴンドラの窓を開ける場合には、一緒に乗っている人に軽く断るようにしてください。当然ながら、窓の外は非常に気温が低いですし、寒気も窓から入ってくることになるからです。

ゴンドラは、おおよそ15分から20分の移動になるスキー場が多いようです。降りる場所では、係員の指示に従って、順番に素早くおりましょう。スノボのカバーはここで取り外し、所定の位置に戻します。スキーの場合は、ゴンドラの外に置いてあるスキー板を忘れないようにしましょう。

初級・中級者は目的地に注意

ゴンドラは乗り方も簡単ですし、短時間で長距離を移動できるので、リフトに比べて「乗る」ことについては敷居が低いといえます。しかし、山の上のほうまでいくことが多いため、ゴンドラに揺られていった先が上級コースだったということも、おおおうにしてあります。初級・中級者の人は、ゲレンデの地図や説明書をよく確認して、ゴンドラが到着した先で途方に暮れることがないようにしましょう。

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