ブーツの選び方 ショップスタッフさんに聞きました!
スキー・スノーボードに必要なアイテム、ブーツ。自分の足に直接触れる物なので、選ぶのもとても大切になります。専門知識をもったショップスタッフさんにそれぞれのブーツの特徴と種類をお伺いしてきましたので、ご紹介いたします。
インナーが紐タイプになっているレース用スキーブーツ
スキーブーツの選び方
スキーブーツを選ぶ際のポイントはサイズ、ブーツの外側の固さ、そしてブーツ内側の素材の3つです。
まずはサイズの場合、「通常の足のサイズより一回り大きいもの」と求める方が多いですが、必ずしもそうではありません。通常の足のサイズでブーツを履いてみた際の感触は違ってくるので、購入する前は必ず試着しましょう。せっかく新しいブーツを買って、いざ滑ろうとしたときに痛かったり緩かったりしたら最悪ですからね。
その次にブーツ外側の固さ。ブーツ外側のプラスチック部分のパーツをシェルと言います。一般的な初心者のシェルの固さは100未満、中級者で100-110、上級者で110以上とされています。固いブーツほど扱いが難しくなりますが、技術の上達を目指すのであれば多少固めを選ぶのが良いでしょう。
最後にブーツ内側の素材。インナー素材は足のフィット感を決めるのにとても重要になります。インナーが固ければ固いほどシェルとの相性は高くなり精度の高い滑りが可能ですが、指先が痛くなることも。逆に柔らかい物だとクッション性が高くなり痛みはありませんが、支えるホールドの力は弱くなります。
最近のブーツでは自分の足の形にカスタマイズできる商品もあります。中のソールが温められて足形にそって広がるタイプや、外側自体を和らげる物など。ブーツは実際に滑るときに影響が出るアイテムなので、自分の滑り方に合わせて選んでみましょう。
奥からシューレースタイプ・スピードレースタイプ・ボアシステム
スノーボードブーツの選び方
まず、スノーボードブーツの種類は大きく分けてシューレースタイプ、スピードレースタイプ、ボアシステムの3つがあります。シューレースタイプは一見面倒ですが、自分の好みで絞めることができます。スピードレースタイプのブーツは外側を絞めると足首が締まり、内側を絞めると足首から下が締まるので絞め分けができます。ボアシステムはワイヤーでキュッと絞めることができるので力のない人には非常に有効なタイプとなります。
その他のブーツの違いは防水性・保温力・裏で使っているゴムの種類・全体のフィット感が値段によって変わります。値段の高いトップモデルほどグリップ力が強いモデルやさまざまな種類があります。固さについては固いブーツだと曲げたときの戻ってくる力が強くなります。スノーボードは膝の曲げ伸ばしで滑るので、力のない人や体重の軽い人はそこまで固くない物を選ぶのがオススメです。
スキーブーツと同様に、やはりフィッティングをしてから購入しましょう。足全体が心地よくフィットし、つま先が曲がらず、つま先が触れるか触れないかぐらいの物など、見た目よりも機能重視で選びましょう。また、フィッティングする際は必ず滑るときに履く靴下も持参すると良いでしょう。より自分の足にフィットした一足が見つかるはず。
購入する前に必ず試着を。店員さんがあなたに合った一足をどんどん提示してくれます。
用具の中でブーツ選びは一番重要
ブーツ選びに一番大切なことはフィット感です。ブーツが自分に合っていない状態で滑りはじめると、板の操作が難しくなり、足を痛める危険性もあります。サイズや形が合っていないと足が痛くなり、滑るのが楽しくなくなりますよね。しっかりと自分に合ったブーツを選んで楽しみましょう。
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