宿泊付きでスノボー行く時の費用・予算は?
前回はスノボーの費用をマイカーと新幹線、バスツアーで比較してみましたが、あれは日帰りの場合の話でした。
しかし、スケジュールに余裕があれば、1泊や2泊することもあるでしょうから、今回は1泊2日の場合の費用を比較してみます。
苗場スキー場
今回の目的地は新潟県にある「苗場スキー場」。そして、宿泊先はかつて日本中の若者の憧れの的だった「苗場プリンスホテル」です。
基本的なルールは前回と同じで、マイカーと新幹線は東京駅から出発、バスツアーは新宿駅出発とし、自宅からそこまでの交通費は含めません。
マイカーで行くときの費用目安
それでは、まずマイカーを使った場合の費用を計算します。
東京駅から苗場スキー場まで、高速道路を利用すると約200kmほど走ることになります。
前回同様、1リットルで10km走れるとすると、20リットルの消費です。
ここに、これまた前回使用した「東京での平均的なガソリン代」127.4円をかけると、2,540円となります。
さらに、神田橋料金所から月夜野料金所までの高速料金5,080円を加えて、合計は7,620円。往復で15,240円というのが、今回のマイカーでの交通費です。
これも2人で割れば7,620円、4人で割れば3,810円ですから、マイカーの場合はできれば大勢で行った方が良いでしょう。
また、前回は省略しましたが、ETCを利用すれば休日割引があるため、高速料金は4,130円になります。片道で1,000円近く、往復なら2,000円近く安くなりますから、意外と大きいですね。一方、平日では残念ながら数百円しか変わりません。
苗場プリンスホテル
続いて、宿泊費用を考えましょう。
比較対象とするバスツアーが「朝夕2食で、Mt.Naeba(苗場スキー場+かぐらスキー場)リフト2日券付き」という条件になっているため、マイカーと新幹線もこの条件に合わせます。
苗場プリンスホテルの公式サイトでは、この条件のプランは「1名さま 17,982円より」となっています。
「朝夕2食」のみのプランは「10,382円より」と安くなりますが、リフト2日券を別に買うと10,400円ですから、ここはリフト券付きのプランを選ぶのが正解でしょう。
駐車場代は、苗場プリンスホテルの宿泊者は無料になるため、考慮しません。
というわけで、マイカーの場合、1人なら33,222円、2人なら25,602円、4人なら21,792円が合計費用となります。
新幹線で行くときの費用目安
次は新幹線を利用した場合の費用です。
苗場スキー場の最寄り駅は越後湯沢駅ですが、東京駅からここまでは6,670円かかります。
日帰りの場合なら、ここから苗場スキー場までの交通費を考えなくてはいけないところですが、今回は宿泊ならではのメリットと言うべきでしょうか、苗場プリンスホテルの宿泊客は、駅からホテルまでの無料送迎バスが利用可能です。
ですから、往復の交通費は13,340円となります。
ここに、先程の「宿泊+リフト2日券」の17,982円を加えると、31,322円となります。
つまり、新幹線を利用した場合、マイカーで1人で来る場合よりも安くなるわけですね。
一方、2人以上ならマイカーの方がお得、ということになります。
バスツアーで行くときの費用目安
最後はバスツアーです。
12月の場合、料金は平日が30,900円、土曜日と年末が38,900円となっています。
苗場プリンスホテルの「17,982円より」というのはおそらく平日の場合でしょうから、ここでは30,900円を他と比較するべきでしょう。
これだけなら新幹線よりもやや安いぐらいですが、この金額にはボードやウェア、ゴーグルなどのレンタル代金が含まれています。
そのため、マイカーで2人で来た場合に近い金額になると考えるべきでしょう。
前回はバスツアーの圧勝でしたが、今回は1人の場合はバスツアー、4人ならマイカーが安い、という結果になりました。
しかし、1泊2日でたくさん滑れば疲れも溜まります。
マイカーには「どんなに疲れていても、帰りも運転しないといけない」という難点もありますから、費用だけでなく他の点もよく考え合わせて選んでみてください。
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